にじゅうさん ページ25
「じゃ、私呼ばれてるから」
花「?」
光「分かりました」
「つっかさー!」
司「A〜!!!!」
ギュウッ
「う゜」
桜「窒息死するわよ」
司「っとぉ、ごめんごめん」
「大丈夫大丈夫、つかさならいいよ」
司「…どうだった?」
「まぁまぁ」
司「ソウ。」
司「…はぁぁぁ……」
「?」
桜「…二人、お茶いる?」
「「いる!」」
夏「凄く既視感」
花「ヤシロさぁなーんか最近変じゃない?」
寧「え?別にいつも通りよ?」
花「そーかな…なんか最近反応が悪いというか」
寧「別にいいじゃない」
花「えーつまんないよ」
寧「⋯」
花「なんでこっち見ないの?」
寧「!?」
寧「いだだっ見る!見るから!」
花「ほんと?」
寧「ほんとほんと!」
光「⋯?」
キーンコーンカーンコーン
授業中
自分が変だったっていう自覚はある
寧「んー⋯」
16時の書庫で花子くんの過去の姿を垣間見て以来
どうしてか花子くんの事が真っ直ぐ見れない
だって私
グサッ
普通の女の子なんだもん!
全部あの書庫で見た記憶のせいよ
あれのせいで変に実感がわいてきちゃって
寧「どうしたら1番いいのかな。今日もトイレ掃除、花子くんに会うんだよね」
?「へー!ここの畑って先輩が世話してたんすね」
「ふふ、」
寧「あ!源くんにAちゃん!」
光「いつも誰がしてたんだろって思ってたんす」
寧「どうしてここに?もしかしてもうトイレ掃除の時間?」
光「あー ちょっと先輩に頼みが」
寧「頼み?」
「そのー⋯ドーナツ作れる?」
寧「え」
調理室
光「いやー先輩が料理上手でまじ助かったっす」
寧「え」
光「さっきまで兄ちゃん達とやってたんすけど俺料理苦手で⋯失敗しちまって」
「…」
寧「ちょっと?」
ごちゃごちゃしすぎじゃない?
家庭科室が壊れる⋯
源先輩大変だね
「違うけど…」
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作者名:雨和 | 作成日時:2023年12月15日 16時