じゅうろく ページ18
寧「やっぱりダメかぁ〜〜」
愛され系ヒロイン八尋寧々です。
寧「本でも読めば花子くんについて何かわかると思ったけど、小学生の時に読んだようなものばっかり。そんなに上手くいかないか」
それに
やっぱり男の子の花子さんの話なんてどこにも無い
やっぱり変よねぇ
どうして花子くんだけ…
ドサドサッ
寧「きゃーっ!」
本倒しちゃった
スッ
寧「あ!ありがとうございます」
?「あなた七不思議に興味があるの?」
寧「えへ まぁそんなかんじでして」
?「花子さん…あぁ、猫みたいな子よね」
寧「え?猫?」
?「気まぐれでわがままで甘えん坊さん。あなたの所もそう?」
この人
花子くんのこと知ってるの!?
気まぐれでわがままで甘えん坊
私甘えられたことない!
ていうかこのシチュエーション
漫画で見た事ある!
寧「ガーン」
この人一体何者!?
寧「はっ!」
まさか!
花子くんの彼女!?
?「七不思議の5番のところに行くといいわ。あの子について知りたいならね」
あ!行っちゃう!
寧「待って!」
ドーンッ
?「ぎゃあぁ!!なんですかあなた!図書館ではしっちゃ…」
寧「どいて下さい!」
?「うわーっ」
どこに行っちゃったんだろう
寧「いない」
「やるやん桜先輩」
桜「これでいいの?」
「いいのよー、多分」
「それに私の本は絶対見つからないしね。」
「つっかさー!」
桜「…」
桜「元気…」
寧「お願いAちゃん!」
「16時の書庫ねぇ」
寧「花子くんの本読みたいの!」
「まぁ、いいけど…」
花子の話は聞いたことがある
土籠からね
いじめられっ子。そんでつかさを殺めた
つかさも話してくれたしね
全部。
あの事も
光「じゃあ行きましょう!」
寧「おー!」
図書館にて
寧「うーん。ごめんね付き合わせちゃって」
光「平気っす!先輩のためなら火の中水の中っす!それに俺もアイツの本読んでみてーし」
寧「弱点を知りたいとか?光くんってばまだ花子くんのこと祓う気なの?」
「違うと思うよん」
光「あー 俺そういうの止めたんすよ」
寧「え?」
光「なんつーか先輩もいってたじゃないっすか!あいついい怪異だって。それに色々あってあいつが良い奴なのか悪いやつなのか確かめてら祓うって決めたんです」
「ウンウン」
寧「へぇー」
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作者名:雨和 | 作成日時:2023年12月15日 16時