今と未来、僕と君 11 (ページ23)

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オマケページ23

ダイヤを乱す牙の19話くらいのオマケ

文字数足りなかった、そんなことしてる場合じゃない！と思って書けなかった話

Aがポンコツです

・

早朝からミルクディッパーに侵入した

ある意味勇気のある泥棒を追いかけ

何とか捕まえることができたウラタロスとAと

そして侑斗

聞けば泥棒は相棒の様子が変だと

イマジンと契約しているとしか思えない話を持ち出した

A｢(こんなの絶対イマジンじゃない)｣

A｢(てことは……泥棒するだけでもとんでもないのにもっと大きなことになる)｣

頭の中に浮かぶ最悪な未来

もしイマジンが何かをしでかしたら

警察だけでは手に負えず負傷者が出てしまう

ここは一刻も早くポンコツ泥棒の相棒とやらを追いかけなくてはならない

U｢随分やばそうだね Aちゃん、乗って｣

A｢うん！｣

どこから持ってきたのかわからないヘルメットを

ウラタロスから受け取り被ったのはいいものの…

Aは重大なことに気がついた

A｢(バイクってどう乗ればいいの)｣

A｢(乗った瞬間倒れたりしない？？)｣

バイクの乗り方がわからないという悲劇

自転車に二人乗りすることもあったのに

Aはバイクに乗れなかった

それもそのはず、今までバイクに乗ったことはない

自転車に乗るようなノリで乗っていいのか

それとも何かやり方があるのかと考え踏みとどまった

U｢Aちゃん？何やってるの早く…｣

A｢わかんない｣

U｢わかんないって…何が？｣

A｢乗り方がわからないの！！｣

U｢ちょっと勘弁してよ嘘でしょ｣

A｢ウラと違って私はそんなにしょっちゅう嘘つかないわよ！！｣

U｢それはそれで心外なんだけど｣

Aが乗るのを待っていたウラタロスも

流石にこれには驚いた

何かの嘘かと思ったが

Aはあまり嘘をつくような性格ではない

素直じゃないのと嘘つきは全然違う

Aの場合は前者なのだ、嘘つきではない

てっきりサラッと乗ってくれるかと思ったのに

こんなことになるとは思ってもいなかった

U｢もう仕方ないなぁ、急いでるんだから早くしないとイマジン逃げちゃうよAちゃん｣

A｢え、ちょ、待ってよ｣