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侑斗｢その相棒はどうした！｣
｢加藤さんは…あ、名前言っちゃった、すっかり…おかしくなっちまった！｣
｢急にでかい宝石店襲うなんて言い出しちゃってさ〜！｣
｢それに体中から砂落としても〜気持ち悪いし！！｣
泥棒のその発言を耳にしたAは
ウラタロスと目を合わせたあと
A｢そのお店はどこにあるの！？｣
泥棒に居場所を教えるように問い詰める
砂が出てたなんて嫌な予感しかしない
｢そこ｣
泥棒が指さしたのは……
A｢え、ここなの！？｣
今いる場所の目の前にある高い建物
ここが泥棒が強盗しようとしている場所らしい
みんな揃ってその場を見ていると
ジリリリリリリリとけたたましいベルの音が響いた
U｢随分やばそうだね Aちゃん、乗って｣
建物の方を見て早く向かった方がいいと判断したウラタロスは
どこから取ってきたのかAにバイクのヘルメットを手渡した
急に様子がおかしくなって、砂が出ていたと聞けばこれはもうイマジンの仕業としか考えられない
A｢うん！｣
A｢侑斗、ごめんあとはよろしくね｣
この泥棒のことは侑斗に任せて
今は早くイマジンと契約した
もう1人の泥棒を追わなくては
U｢あとはよろしく、ボクちゃん｣
侑斗｢ボクちゃん！？あーっ、クッソ！！｣
ボクちゃん呼びが気に食わないのか
ちょっとご機嫌斜めな侑斗
仕方なく言う通りにこの泥棒を何とかすることに
侑斗｢おい！早く警察に…ジタバタすんな！！｣
泥棒の首根っこを掴みながら話していると
男から大量の砂が溢れ出た
侑斗｢お前……お前もイマジンと…！！｣
侑斗｢逃がすか…！！｣
逃げようとした泥棒を追って走り出す侑斗
侑斗がどれだけ追いかけようと
男は逃げる足を止めない
すると…侑斗の邪魔をするように
目の前にイマジンが現れた。
イマジン｢フッフッフ、上出来だこれで電王と記憶の核は無事送り込めた…｣
侑斗｢全部仕組んだってことか、野上とAを誘き寄せるために｣
殴りかかろうとしたイマジンを避け
地面に手をついていた侑斗が眉間に皺を寄せ怒りを滲ませた表情で立ち上がる。
まんまと侑斗たちは嵌められてしまった
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作者名：ぽちゃた | 作成日時：2022年2月6日 16時
