今と未来、僕と君 11 (ページ15)

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ﾓﾓ｢俺達は泥棒を待ってるんだよ｣

ﾓﾓ｢避けてどうすんだよ避けて！｣

喧嘩を売るように威圧感が半端ないモモタロスが

尾崎に近寄る

尾崎｢あ、あのっ…初対面ですよね？なんでそこまで…｣

これにはハイテンションな尾崎も困った様子

ｳﾗ｢それに前から思ってたんだけど、ハナちゃんって呼んだり｣

ｳﾗ｢Aちゃんと話す時の距離が異様に近かったり…馴れ馴れしいよね？｣

A｢ペンギン、アンタが言うな｣

尾崎を柱に追い詰めて

壁ドンするようにして話すウラタロスに

ネクタイをいじくるモモタロス

着ぐるみを着てる時点でおかしいのに

こんな変なことまでし始めたらますます怪しくなる

ｷﾝ｢言うといたるけど、ハナとAはお前みたいな軽い男では…手に負えんでぇー？？｣

そして極め付きはキンタロスが自分の着ぐるみの象の鼻をベッタリと顔にくっつけた

なんかもう尾崎がかわいそう

ｳﾗ｢手に負えんでぇー？｣

ﾓﾓ｢手に負えんでぇー？｣

加えてモモタロス、ウラタロスまで

キンタロスの真似をして口を揃える。

ハナとAの本当の姿というか

とんでもない一面を知ってるこの3人からしてみれば

殴られても平気でいられるのは自分たちだけで

尾崎みたいなやつは手に負えないとでも言いたげだ

「「「手に負えんでぇー？？？」」」

何度も言うが、尾崎が気の毒だ

ﾓﾓ｢あぁ見えてもあの女…｣

ｳﾗ｢あんなだけどAちゃんはね…｣

モモタロスが後ろにいるハナを指さし

ウラタロスも後ろにいるAを指さした瞬間

勢いよくハナとAが席をたち

尾崎を取り囲む3人を突き飛ばした

ﾓﾓ｢うおっ！！｣

ｳﾗ｢うわぁっ！！｣

ハナ｢尾崎さん、こんなの気にしないでください！！｣

A｢そうです、こんなやつの話なんて聞き流していいですから！｣

ハナが尾崎の腕を掴み必死に話し

Aが尾崎の方を見ながら

3人の尻を順番にすごい音が鳴るくらいぶっ叩いた

「「「こんなの！？」」」

3人がこんなの呼びに反応し起き上がろうとしたが

ハナが睨みつけるとすぐまた寝っ転がった

ハナ｢ゲームしましょ、ゲーム！｣

そしてハナは尾崎を連れて移動した