過保護の極み (紫)

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「 なかちゃん先生〜。 」



中山「 おぉ、ちゃんときたな。 」



「 何よ呼び出しといて。予備校行かなあかんのやけど。 」



中山「 その事や。もう11月やで？志望校ちゃんと決まってへんやろ？ 」







漠然と ”大学に行って勉強する” そういう気持ちでしか居なかったから、

もうみんなが決まっていきはじめてる中、志望校すら決まってなかった。






「 んー、、勉強していく中で考えよう思っててんけど。上手くいかんね。 」



中山「 焦って考えんでええけど、年内には決めよな。 」



「 ん、わかった。 」



中山「 根詰めすぎたらあかんからな〜。
あ、兄貴にたまには顔見せに来いいうといて。 」



「 はーい。 」








うーん、、、やりたい事も特にない、

なりたい職業も特にない、、、

わからんなってきた。






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たかひろ学校お疲れさん。
予備校終わったら連絡してな〜

Aはーい!
おにい何時に帰ってくるん?

たかひろ8時ぐらいかな〜?

Aそっか、わかった〜。
ほな行ってくるね!






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