424 パニック障害 ページ24
和side
満員でぎゅうぎゅうではないけど
座れることは少ない電車
学校に行く時はラッシュの時間だし
別に座れなくても入り口付近で壁に寄りかかって
Jとたわいない話なんかもしながら
２０分近く乗ってる
でもなんか、、
今日は少し違くて
さっきから
胸に違和感…
発作の時とは違くて
ただちょっと
胸のドキドキがうるさいっていうか
自然と胸をさすってる自分がいる
潤『どうした？くるしいの、、？』
『いや、、そうじゃないんだけど…』
潤『…今座れそうもないし…ほんとに大丈夫？』
『ふふっ、、Jはいつも心配しすぎだって。笑
今朝ちゃんと翔ちゃんに診察してもらったばっかだよ？』
潤『そうだけど…』
ちゃんと診てもらったし
調子いいな、って送り出してもらったばっかだもん…
そんな…発作なわけない…
でも…
『…ごめん、、、やっぱ…』
心臓がバクバクうるさくて
緊張もしてないのに
服の上から手で触って分かるくらい波打ってる
『…んっ、、ん、、』
苦しくて
その場にしゃがみこんじゃった
潤『おいっ！、、、かず？』
Jが背中をさすりながら一緒にしゃがんでくれたけど
〔え、、なにどうしたの？？〕
周りがザワザワした…
そりゃ電車で急病人なんてでたらそうだけど、、
でもそんなの構ってられないくらい
『…んぅっ、、ぁ、、っ』
強くて早い鼓動が止まらなくて
こんなの初めてだ…
潤『和、大丈夫だから、、次で降りような』
Jが声をかけ続けてくれるんだけど
苦しくて
冷や汗がおでこから湧き出てる感覚…
おれ、、どうなるの？？
こんなの初めてで
怖くて…
とっさに思ったのは
オレ、、ヤダ…死にたくない、、、
初めて味わう苦しみに
わけわかんなくなっちゃって
どんどん冷や汗は出るし
苦しみからも解放されない…
潤『和！着いたよ、降りよう。すいません、ちょっと開けてくださいっ！』
混んでる電車内で
〔おい大丈夫かよ〜〕ってサラリーマンの声と
〔誰か呼べ！急病人でたぞ！〕
俺らを避けるように開けられたドアまでの道
Jが脇の下に手を入れて抱えるように立たせてくれて
引きずられるように俺は電車から降りたんだけど
聞こえた
〔なんだよ、マジああいうの迷惑…〕
〔あいつ死ぬんじゃね？笑、ヤバいな、笑〕
ごめんなさい…
俺が迷惑なのはわかってるけど
『っんぅ、、ゔぅ…』
死にたくないよ、、、
怖い
たすけてっ、、、
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ren(プロフ) - なほさん» なほさん、リクエストありがとうございます！少し先になるかもしれませんがちゃんと書かせていただきますので楽しみにしていてください^_^！細かいリクエストなどありましたらまたコメントでもこみゅ~でもどちらでもお待ちしています！ (2018年1月2日 14時) (
レス) id: 39ec198f60 (このIDを非表示/違反報告)
なほ(プロフ) - リクエストお願いします！ニノが家に一人でいて、熱とか頭痛とかで急に体調が悪くなって、でも一人でどんどん不安になって、手当り次第薬を飲んでしまい、オーバードーズみたいになって嘔吐しちゃって倒れてるところを翔くんが見つけるっていうお話お願いします！ (2018年1月2日 10時) (レス) id: a86309a94b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ren
| 作成日時：2017年12月22日 13時
