388 ページ37
翔side
『おはよう..』
無理をしたせいもあるし
たくさん泣いたのもあって
よく寝た和が
次に起きたのは外もすっかり暗くなった頃
和『…ん、、しょう、、ちゃん…』
俺に向かって手が伸びた
『うん、、いいよ。おいで？』
脇の下に手を入れて抱き起すみたいに
持ち上げて
俺はベットに座って
しっかり和を抱きしめた
抱きしめた感覚で
熱もないのと、呼吸も安定してるのが分かって
少し安心
『何かたべる？松潤がプリン買ってきてくれたよ』
背中をトントンしながら
温もりが伝わるようにさする
和『ん、、たべる』
『おっけー、ちょっと動くよ？』
和を抱っこしたまま立ち上がって
病室にある小さい冷蔵庫から２つ取り出す
時間も遅くなっちゃったから
今から病院食はもらえなくて…というか、
和も食べてくれなそうだし…
こういうときに
ゼリーとか、プリンとか
みんなが差し入れしてくれたのがあるとホントに助かる
一旦和をベットにおろしてから
リクライニングをあげて
座ってる状態に
『ゆっくりでいいからね？』
スプーンを渡したけど
"食べさせて？"って目が訴えてる。笑
まあ全然いいけどね〜笑
いやー、、かわいいよ。普段の3倍マシくらいでね
スプーンで少しずつプリンをすくって
口元に運ぶと
控えめにだけど口を開けてくれるし
食べれるなら平気かな、ってまた少し安心。
智『あ、プリンだー、おれもたべよっ、』
智くんもちょうどいいタイミングで病室に入ってきて
プリンと椅子をベットの横に持ってきて食べ始めた
和も智くんも、ふふっ、って時々笑って
ほっこりした空気が病室にながれてる
智『じゃ、おれ今日当直だからなにかあったらいつでも呼んでね？』
でも
やっぱり忙しい智くんはプリンを食べ終えて
和と少しじゃれあってたんだけど
早々に戻るみたい
智『ゆっくり休んでね？』
また、ふふって、って笑って
俺にも、和にも
癒しかな。笑
雛鳥みたいにパクパクってプリンを食べてくれて
冷たくて甘いのが気に入ったのか完食だった
でも食べ終わった後は目をこすってて、、
『ねむい？』
和『んん、、ちがう、、』
いや、眠いんだろうな。笑
目がウルウルしてるよ、、？
まあ、でも
ほんとに今日は体力使ったからね
『今日は寝よ？俺ずっといるからさ、、』
和『…ここ、、きて…』
ここきて、って布団をめくって
もう、笑
今日は特別なっ！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 336人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ren(プロフ) - りこさん» りこさん、ありがとうございます！私も1週間和くんのことばっか考えてました。笑、まだまだ続きますので引き続き楽しみにして待っていただけるとうれしいです^_^！ (2017年12月12日 13時) (
レス) id: 39ec198f60 (このIDを非表示/違反報告)
ren(プロフ) - macherieksoraseさん» ただいまです！笑。今回のお話とてつもなく長くてすいません。笑、でも楽しんでいただけるように後半戦がんばります^_^ (2017年12月12日 13時) (レス) id: 39ec198f60 (このIDを非表示/違反報告)
ren(プロフ) - もっちゃん(｀･3･´)さん» もっちゃんさん、ありがとうございます！私も1週間書きたくてウズウズしてたのをこらえるのに必死でした。笑。これからも応援よろしくお願いします！^_^ (2017年12月12日 13時) (レス) id: 39ec198f60 (このIDを非表示/違反報告)
macherieksorase(プロフ) - renさん、お帰りなさい！待ってました♪ (2017年12月12日 13時) (レス) id: f368d13c7d (このIDを非表示/違反報告)
りこ(プロフ) - renさん いつも楽しくお話を読ませていただいております。 かずくんが気になりますが１週間我慢しますので勉強頑張って下さい！ 次回の更新を楽しみにしております♪ (2017年12月5日 22時) (レス) id: b406439744 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ren
| 作成日時：2017年11月18日 11時
