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和side
もぞもぞって隣で何かが動く感覚で目が覚めた。
ゆっくり目を開けると、翔ちゃんが隣でベッドから降りようとしてて…
どこにも行ってほしくなくて翔ちゃんのほうに腕を伸ばしたら
おれが起きたことに気づいてくれたみたいで
『おはよう』って俺の手を握ってベッドに腰かけてくれた。
翔『気分はどう？
和、おれトイレ行きたいんだけど…』
和『へいき。おれもいく。』
そうだねって言いながら俺をゆっくり起こしてくれて、腕からのびる点滴をガラガラ引きながらトイレに行った。
いろいろと思い出してきて、もしかしたら翔ちゃんは俺のそばにあれからずっと一緒にいてくれたのかと思うと、うれしいんだけど、ちょっと申し訳なくなった。
トイレから帰ってきて、病室に戻ったらリーダーが椅子に座ってた。
智『おはよう、和。あ、でももう夜だけど笑』
和『いま、何時？』
翔『えっとね、20時。おなかすいた？』
そうだよ、おれ朝しか食べてない…
和『うーん…わかんない。食べなきゃダメ？』
別にお腹は空いてないんだけど。
智『俺も翔くんも食べてないしさ、一緒にたべない？
松潤がさっきお弁当届けてくれたんだよね』
和『え、ほんとに？』
智『うん！今日は入院することになったって連絡したら、どうせなんも食べてないだろうからって』
翔『さすがは松潤。やさしいね笑』
和『ふふっ。そうだね』
Jってほんと優しいね。Jが作ってくれたなら食べなきゃね。
智『じゃあ温めてくるからちょっと待っててね』
リーダーはパタパタ走りながら病室を出ていった。
和『ねえ、翔ちゃん？』
翔『ん？どした？』
おれはずっと言いたかったことを言ってみた
和『ごめんね。おれ、、今日…『謝んなくていいから』』
翔ちゃんは、頭をポンポンしながら
『誰だって辛くなっちゃうときがある。自分の弱いところを見せれるのって和がそれだけ強い人間ってことなんだからな』
って俺の目をまっすぐ見つめて言った。
ふふっ、翔ちゃんてやっぱかっこいいね。俺やっぱ翔ちゃんの事ほんとに大好き。
なんだかその一言で心が軽くなった気がして、松潤が作ってくれたお弁当も3人で楽しく話しながら完食できた。
俺は一人じゃない。
改めて感じたね。
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みっち - ありがとうございます。楽しみにしてますね。 回想シーンで昔の和くんが出てきて、和くんとの出会いがみれて嬉しいです。発作から目覚めた時の和くん、どんな反応するのかなぁ。 (2017年4月7日 21時) (
レス) id: fe47798a75 (このIDを非表示/違反報告)
ren(プロフ) - みっちさん» リクエストありがとうございます！初めてのリクエストなので張り切って書いてみますね！！治療が終わってからの期末テストぐらいの時期になるとは思いますが楽しみにしていただけると嬉しいです。リクエストはじゃんじゃん募集中ですのでまたいつでもお待ちしています！ (2017年4月6日 8時) (レス) id: 200e37ac7c (このIDを非表示/違反報告)
みっち - お言葉に甘えてリクエストです。潤くんに刺激されて一緒に勉強を頑張る和くんが、ペースについていけずつい無理してしまって発作を起こしてしまう…。きっと潤くんは自分のせいだと自分を責めるんだろうなぁとか、勝手に想像してしまいました。できればでかまいません。 (2017年4月5日 16時) (レス) id: fe47798a75 (このIDを非表示/違反報告)
ren(プロフ) - みっちさん» なるほど…参考にさせていただきます！またリクエストなどありましたら、コメントをお願いします！ご愛読ありがとうございます。 (2017年4月4日 11時) (レス) id: 39ec198f60 (このIDを非表示/違反報告)
みっち - 私も屈折したイメージです。褒められても素直に嬉しそうな顔できないような。痛くても素直に痛いと言えなくて、こっそり泣いてるようなイメージです。回想シーン楽しみにしてますね。 (2017年4月3日 12時) (レス) id: fe47798a75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ren
| 作成日時：2017年3月30日 6時
