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和side
『えっ、、おもらし？』
『やばいやばい、、』
『うつるんじゃない？、、近づかない方がいいよ…』
失敗してしまった時に
Jとまーくんの優しさの陰から聞こえていた声を
俺は忘れることができなかった。
そんなこと気にすんな！って２人は慰めてくれたし
俺も気にしないでいたつもりだったのに
家を出て、駅に向かう途中…
なんでなのかな。
ザワザワしてる人混みから同じような声が聞こえた気がして
みんなの視線が俺に集まっているような感覚になった…。
恥ずかしいだけじゃない、、
悔しさも…情けなさも…
全部が降りかかってきたときには
外が怖くて、周りが見えなくなっていた。
『…こわい、し…がっこう、、やだ…』
ちゃんと話さなきゃいけないって分かってたから
少しずつ、、言葉を繋いで
翔『…えらいね、、話せて…』
最後は翔ちゃんにしがみついて
不安を受け止めてもらった、、。
『…きらいに、、なら、、ないで…』
翔『バカ…なるわけないだろ？』
『ん…、、また、、めいわく…』
翔『んーん。迷惑なんかじゃない。そんなふうに思うわけないだろ？』
『…でも、、』
翔『俺は、和のそばに居られれば、それでいい。迷惑だなんて思わないし、和も思っちゃダメ、、な？』
翔ちゃんはドシっと構えてくれて居て
俺の不安も、焦りも、、全部包み込んでくれるみたいだった…
翔『智くんも、松潤も、雅紀も…和には仲間がたくさんいるだろ？
他のやつの言葉なんて気にしなくていいから…大好きな人の言葉に耳を傾ければいい、、』
4人の顔が浮かぶ。
みんな、、いつも俺の味方で居てくれる…。大切な人たち、、、
翔『だからさ…大丈夫だよ、、』
翔ちゃんの優しい声は
俺の心を少し軽くしてくれた、、
・
・
・
ただ…頑張りたい気持ちとは正反対に
体は反応してしまって…。
『やだっ、、んっ、、むりっ、、』
学校に行く準備までしたのに
玄関で恐怖心からくる吐き気に思わず口に手を当てた……
翔『わかった、、わかったから…無理しなくていいからね、、』
すぐに翔ちゃんが目の前に袋を広げてくれたけど
吐きたく…ない、、。
我慢するのも苦しいけど、吐くのはもっと苦しい。
潤『かず、、無理するなよ…』
翔『大丈夫、出しちゃおうね…』
背中をさすっている翔ちゃん手が
トントンって、少し強めにタッピングされて
結局俺は
酷い嗚咽音と共に胃の中の苦いものを吐き出した……
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ren(プロフ) - 華架さん» リクエストありがとうございます！では、華架さんのリクエストを書きたいと思います！楽しみにしていてください！(^^) (2018年11月25日 13時) (
レス) id: ceab66f152 (このIDを非表示/違反報告)
ren(プロフ) - nanabouyaさん» コメントありがとうございます(^^)せっかくリクエスト頂いたのですが、特別編は、普段は書かないほのぼの系をお届けしているので今回はお応えすることができそうにありません…申し訳ないです。また、次の機会があればお伺いしたいと思いますので、宜しくお願いします！ (2018年11月25日 13時) (レス) id: ceab66f152 (このIDを非表示/違反報告)
華架(プロフ) - コメント失礼します。特別編のリクエストお願いします。翔先生の健康診断です。今回のお話も、とても面白かったです。時間がギリギリになってしまい、申し訳ないです。 (2018年11月24日 23時) (レス) id: 1891300950 (このIDを非表示/違反報告)
nanabouya(プロフ) - いつも楽しく拝見してます。リクエストお願いします。 翔くんの風邪 と和体調不良の悪化よろしくお願いいたします。 (2018年11月24日 22時) (レス) id: e70304bd4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ren
| 作成日時：2018年10月10日 21時
