俺はただ、一生懸命に生きる 10 (ページ27)

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和side

特に酷く風邪ひいたり、インフルエンザにもなってない冬だったから

今年は絶対このまま乗り切るつもりでいたし

翔ちゃんには何度も『我慢しないで早めに教えて』って言われてたから

喉にイガイガっていう感覚を感じた時点で相談したんだけど

俺の体の中の菌の回るスピードってどうなってんの？って

自分でもびっくりするぐらい

あっという間に絶不調、、、、

喉が1番痛いのもあるけど

身体中ダルいし痛いし

もう…

わけわかんないよ、、、

痛い、とか
寒い、とか

何度訴えたって何もかわらないのは分かってるんだけど

翔『さすってようね、、』

そばに誰かが居てくれる、っていう安心感が

少しだけラクにしてくれる気がする…

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何日か経って

少し熱が引いたみいで

やっと目を開けてても辛くない日が増えてきて、、

雅『きもちい？』

『ふふっ、、うん、、』

まーくんが会いに来てくれると

足とかをマッサージしてくれて

『ふふっ、、くすぐったいそれ！笑』

雅『ごめんごめん、笑』

また入院とか最悪…とか思ってたけど

ちゃんと頑張れば治るって分かってたから

毎日誰かが来てくれるのがうれしいかったんだ、、、

・

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翔『あんまり無理しちゃダメだからね？午前中で帰ってきてもいいし、、』

『うん、大丈夫。体育は今日はないし』

喉の腫れと一緒に熱も下がったから

すぐ退院できて

学校も

無理しない、って約束で許可がおりた

まあ俺には強力な見張りがいるから

俺が不調を感じるより先に心配してくれる人たちもいるし、笑

大丈夫だよね、、笑

それに

病み上がりって俺だって自分でセーブできるとこはしよう、って心がけてるつもりだから

授業中とかだって

話は聞いてるけど

少し楽な体制とったり、

少し多くなった薬だって

時間どうりにしっかり飲むようにしてる

そんな感じで

今年の風邪は

割と余裕に乗り切れた気がする、、、

長引いたりもしなかったし

むしろ

仕事にも余裕があったから

友達と遊んだりする時間もあって

潤『今日メシは？』

『ごめん今日遅くなるからご飯置いといてっ～』

潤『お前またゲームかよ、笑』

『また、って、そんなことないもんっ。新しいゲーム出たからやるの！Jもくる？？』

潤『いやオレ予備校あるから。笑』

『おつかれまさですっ、笑。』

相変わらずのJとの掛け合いも

元気だからできることだから

充実してる気がする