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和side
看護師さんに付き添われて病棟の体重計に乗らされた。
あー、、また減ってる。
身長も2ミリくらいしか伸びてないから全然嬉しくないし
何より減っても2キロくらいだろうと思ってたから
4キロも減ってるのにはさすがに驚いた。
たしかに、最近減ったかもっていう実感はあったし
最近の食生活をかんがえると減ってるのは当たり前なんだけどね…
なんか入りづらいな診察室。
嫌な予感しかしないし。
２人とも最近はいろんな資料みて話し合うことが増えてから
薄々気づいてるよ俺だって…
治療はじまるかもな…って。
本当はこのドア開けたくないし、逃げ出したいくらいなんだけど
ここで逃げても何も変わらないのは自分がよく分かってるから
ふぅーって深呼吸をしてからガラガラとドアを開けた。
リーダーは椅子に座ってて、翔くんは診察台に腰掛けてる。
ふにゃんってした笑顔で
智『あ、和。椅子でもベットでもどっちでもいいから座ってね』
って言われたから、ちょっとでも安心したくて翔ちゃんの隣に座った。
智『検査おつかれさま。結果はとくに異常なかったよ。
少し貧血気味って聞いてたけど、そこまでデータは悪くなかったし』
和『そっか。なら良かった、、』
あーよかった。ちょっと今回は何かあるんじゃないかって緊張してたから…
智『うん。でもさ、ちょっとだけ薬変えるね。
和も気づいてると思うけど、体重減っちゃったからさ。
できればこの1ヶ月でなるべく減った体重戻してほしいな…無理はして欲しくないけど、
ちょっと今回は減りすぎだから、食事の管理もさせてもらってもいい？』
はぁ…なんかこんなに弱っちい自分がたまに情けなくなるよね…
心臓も弱ければ、薬がないと生きていけないし、
そもそも体力もなければ、食欲もなくて
どんどん思考がネガティブになってく…
和『うん。おれも減ってるかなと、思って……はっはっ……はいたけど……っっ4キロも…減っ……っるとはっ…ハァハァっ、』
喋ってる間になんかどんどん自分の不甲斐なさと不安が溜まってきて…
呼吸がおかしい…、
翔ちゃんの手が背中をさすってくれてるんだけどなかなか落ち着けない、、
リーダーが呼吸法を教えてくれて、
智『和？ゆっくりだよ。
すぅぅーーーっ、はぁぁーーーっ。
慌てない慌てない。』
しばらくするとだんだん治まってきた。
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ren(プロフ) - Pさん» コメントありがとうございます！また何かリクエストなどありましたらコメントしていただけると嬉しいです。 (2017年3月30日 6時) (
レス) id: 200e37ac7c (このIDを非表示/違反報告)
P(プロフ) - とっても楽しく読ませていただいております。これから治療をどう乗り越えていくのか、また続きを楽しみにしています。更新頑張ってください(^ ^) (2017年3月29日 19時) (レス) id: 30be8dfa84 (このIDを非表示/違反報告)
ren(プロフ) - 誤字。脱字が多くてすいません。気づき次第直しています。皆さんからの高評価、お気に入り登録でかなりやる気が出ます。ぜひポチっと押していただけると嬉しいです (2017年3月25日 7時) (レス) id: 200e37ac7c (このIDを非表示/違反報告)
ren(プロフ) - renです。お知らせでも書いたとおり、アイディアを募集させていただきます。また、感想などもいただけると嬉しいです。返信はなるべく全員に返す予定ですので気軽にご意見を頂けるとうれしいです！ (2017年3月23日 22時) (レス) id: 200e37ac7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ren
| 作成日時：2017年3月22日 8時
