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翔side
やっぱり察してるよね
治療がはじまること。
そのせいで
なんか体と心のバランスが取れてない感じがする。
強がんなくていいのにな。
もし、和が嫌だって言ったら今回はすこしこっちも考えなきゃいけない。
せっかく始まったばかりの高校生活の妨げになるかもしれないし、
うまくいかなかったら入院も長引くだろうし。
どっちにしろ和の意思を尊重してあげたい。
気分転換も兼ねて屋上でランチを食べることにした。
智くんは医局寄ってから合流するって。
売店で和の好きなメロンパンとか智くんに頼まれたおにぎりと俺はサンドイッチを買って
屋上の芝生の上に座る。
袋からメロンパンを取り出して和に渡す
『はい、メロンパン』
和は芝生に寝っ転がってて
俺から受け取ったメロンパンはそのまま袋を開けないでお腹の上に。
俺も足を伸ばしてサンドイッチをかじる
気持ちいいね。って言いながら和は空を見つめてる
和『あのさ、』
翔『ん？』
和『翔ちゃんはさ、どんな高校生だった？』
えー、、高校生の頃か、、、
俺の家庭環境ってまだ和には話したことないんだけど
とにかく親が押し付けてくる俺の理想像みたいのが理解できなくて
嫌で嫌で反抗してたんだよね、、
翔『おれはね……智《不良だったよ》
翔『え？』
びっくりしすぎて素っ頓狂な声出しちゃった
声の主は智くんで、
智『翔くんはね、髪も金髪だったしヘソピアスも開けてて
眉毛もすごい細かったんだから』
って言いながら和の左側に寝転ぶ。
翔『ちょっと！智くんてば、やめてよ！そんな、もうちょっといいエピソードあるでしょーもう！』
おれらのやりとりを見てクスクス笑う和。
翔『それおれの黒歴史だから。もーうほんと他の人には秘密だからね？和？』
その後も智くんにおれの高校時代のエピソードをバラされまくって
和と智くんはゲラゲラ笑ってた。
恥ずかしいったらありゃしないけど
なんか和も笑いまくってすっきりした表情してたからいいとしよう、
でも和にもそのうち俺の過去を話す時がくるのかな…
まぁまたその時はその時だよね…
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ren(プロフ) - Pさん» コメントありがとうございます！また何かリクエストなどありましたらコメントしていただけると嬉しいです。 (2017年3月30日 6時) (
レス) id: 200e37ac7c (このIDを非表示/違反報告)
P(プロフ) - とっても楽しく読ませていただいております。これから治療をどう乗り越えていくのか、また続きを楽しみにしています。更新頑張ってください(^ ^) (2017年3月29日 19時) (レス) id: 30be8dfa84 (このIDを非表示/違反報告)
ren(プロフ) - 誤字。脱字が多くてすいません。気づき次第直しています。皆さんからの高評価、お気に入り登録でかなりやる気が出ます。ぜひポチっと押していただけると嬉しいです (2017年3月25日 7時) (レス) id: 200e37ac7c (このIDを非表示/違反報告)
ren(プロフ) - renです。お知らせでも書いたとおり、アイディアを募集させていただきます。また、感想などもいただけると嬉しいです。返信はなるべく全員に返す予定ですので気軽にご意見を頂けるとうれしいです！ (2017年3月23日 22時) (レス) id: 200e37ac7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ren
| 作成日時：2017年3月22日 8時
