【ハイキュー！！】 暴 走 カ ノ ジ ョ。 【岩泉一】

説教カノジョ。 ページ7

ちなみに今Aは数学の難問を解いている。



あれから案の定数学教師に叱られ、黒板に雑に書かれた難問を解かなければならなくなった。



自業自得だ、ボゲ



貴「…」



心配はしていない。だってあいつはクソみたいに賢いからな。



ギャップってやつだ。



十数秒黒板の前に固まった後、チョークを持ったかと思えば、一瞬で答えだけを書いた。



岩泉「…相変わらず字きたねえな」



及川「ほんと女子とは思えないよね〜」



ひとり言のつもりが、後ろの席の及川に聞こえていたらしい。



貴「ちょっとそこ聞こえてるんだけど！？！？！？しかも私は女子ではなく女子よりワンランク上の乙女だ！！！！」



岩泉「なんか言ってるぞ」



及川「え？わかんないけどとりあえずあのなんか言ってるやつ岩ちゃんの彼女じゃなかった？」



岩泉「すまんあんなやつ知らねえわ」



貴「岩ちゃんどいひー！！！」



数学教師が、口をぱくぱくしている。
多分あのAが書いた答えはあっていたんだろう。



貴「私だってがんばったら丸文字くらい書けるわ！！！！」




なんて叫んでるAをとりあえず俺は蔑んだ目でみといた。

渡り廊下カノジョ。→←授業中カノジョ。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す