【ハイキュー！！】 暴 走 カ ノ ジ ョ。 【岩泉一】

帰宅カノジョ。 ページ31

帰り道にAが腕に抱きついてきたから、あいているほうの手で頭を撫でて手をつないだ。




及川「俺も岩ちゃんと手を繋ごうかな！！」




岩泉「きもいわキモ川」




貴「それだったら徹の場合は『キモカワ』から『カワイイ』を取った感じだね」



及川「それただの『キモイ』じゃん！！！！」



貴「なぜバレた！！！」









榎本家に着くと、真っ先に冷蔵庫に走ってアイスを取り出してきたAにため息がでる。




岩泉「おい腹壊すぞ」




貴「アイスで腹壊すだなんて本望だわまかせろ」



岩泉「何をまかせるんだよ」



リビングのソファーに寝転がっている及川はその辺に落ちてあった雑誌を拾いよみはじめていた。





貴「2人とも今日は泊まっていくよね！！」



アイスを食べ終えた途端右手を勢い良く挙手して叫んだ。
叫ばなくても聞こえるわアホ。



及川「俺は泊まる〜。もう家に帰るのめんどくさくなっちゃった☆」



お前は泊まるのかよ。
まじでコイツ空気読めねえな。




岩泉「クソ川泊まるんだったら俺もそうするわ」



貴「ヨッシャ！！！じゃあご飯作るね！！！！」




そう聞いた瞬間、今まで雑誌に目を落としてこちらを見向きもしなかった及川が光の速さで俺の方を向いた。


俺も及川を見た。
そして、





「「Aは座って待っとけ／待っといて！！」」


Aの飯は壊滅的にマズイ。

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