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Doyoug side
「ドヨンオッパ、すごくやさしい顔で楽しそうに話してるし、あのドラマ、わたしも好きだもん、」
DY「泣かないで、ごめんね、ああ本当に…」
YT「な。ゾイたまだけはスカスカに本気でキュンキュンしてたもんな」
DY「ヒョン」
ヘチャンが泣きながら抱きつくAの動画をグループのトークに送ったせいで、10階のメンバーも集まってぎゅうぎゅうのリビング。みんなに囲まれてるAは泣きすぎたせいで目が真っ赤。
JW「この前の僕の気持ち分かったでしょ！すっごくイヤなんだよ！もう！」
MK「正直あれは、本当に撮影なんだ。俺が好きなのはAだよ」
JW「イマク、僕とAの時間なんだけど？」
嫉妬って、こんなにイヤなんだって呟くAにヘチャンが後ろから抱きしめる力をもっと強めるから、そろそろAが本当に苦しそう。
JH「俺は？なんで？」
「オッパ、ドラマで綺麗な女の人とちゅーしたって、ヘチャンくんが」
HC「ちゅーじゃないよあれは。キス。キスだよ」
JH「そうでもないよ。ポッポ程度だよ」
HC「嘘つけ。じゃあ今俺がAに、ヒョンと同じちゅーしていいですか？」
「ヘチャンく、くるしいよ、」
本気でしようとするヘチャンをジャニヒョンが止めた。あのふたり、親子みたいで可愛い。その間にちょこんと座るAも可愛い。
「オッパたちはわたしのものじゃないし、わたしもオッパたちのものじゃないけど、」
HC「あ、俺らのじゃないんだ」
「う、うん？わたしはわたしのものだよ」
TY「あ〜可愛い。それで？」
「だけど、ほかの女の子と仲良いのは、イヤかもしれない。イヤっていうか、心臓の奥がぐわってして、モヤモヤするの」
YT「イヤかもじゃなくてイヤなんだよゾイちゃま。モヤモヤしてんのも心臓の奥がぐわってすんのも嫉妬っていうの」
「嫉妬じゃないよ、多分」
HC「嫉妬だって認めろよ」
「…嫉妬だよ。嫉妬したの」
俯いて呟いたAにジェヒョンが身を乗り出して顔を近づけた。
TY「ジェヒョナ、キスはしないで。Aがいくら可愛くてもダメ」
HC「ヒョン、目がガチだからマジで無理。離れてください」
「ヘチャンくん、ソファから落ちちゃうよ」
HC「あ〜ほんとやさしいね、天使だね？ん？」
「わ、ほっぺにちゅー、」
泊まるなんて言い出した10階メンバー。布団引きはAに手を出したジェヒョンとヘチャン。結局リビングでAを真ん中にしてぎゅうぎゅうになって寝た。
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作者名：ノエ
| 作成日時：2022年6月4日 22時
