すとぷりの酒豪お姉さん5

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「おはようございまーす」

りり「おは……ゆにこさん！もう大丈夫なんですか！？」

「うん、心配かけてごめんね。もう超元気！」

りり「そうですか……無理しないでくださいね？」


一番乗りでリハ前の打ち合わせ室に入ったら、飲み物やお菓子の準備をするりりちゃんがいた。

昨日は熱とPMSのせいでりりちゃんに嫌な気持ちばっかり募ってたけど、今日はだいぶマシな気がする。

眉を下げるりりちゃんの頭をぽふんと叩いた。


りり「わっ、もう〜！なんですかぁ！」

「ふふ、ごめんごめん」


こんなにいい子を嫌うなんて、どうかしてる。

そうだよ。変だよ。おかしいよ。

りりちゃんは、こんなにわたしを心配して、すとぷりのサポートもしてくれてるのに。


ジェル「おはよ……ゆにちゃん！？」

「あ、ジェルくんおはよー」

りり「おはようございます！」

ジェル「もう大丈夫なん？ゆにちゃんのことやから無理してんちゃう？」

「してないよw」

ななもり「ゆにちゃん！！！！」

「どわっ！？ちょ、なーくんwwwビビったwww」

ななもり「おはよう！！元気になってよかったー！！」

「昨日ありがとね、様子見に来てくれて」

ななもり「んーん、全然」

ジェル「俺も行きたかった」

ななもり「ジェルくんまだ言ってんのぉ？w」

「いいじゃん今会えてるんだしw」

ジェル「好き」

「めんどくせぇwww」

莉犬「あー！！ゆにちゃんいる！！」

るぅと「ほんとだ…！もう大丈夫なの！？」

「ありがと！大丈夫よ〜」

さとみ「えっゆにこおる」

ころん 「ほんとだぁぁぁ」


続々とメンバーが集まってきて、ワッと一気に囲まれた。

ホッとする。やっぱりみんなと一緒は安心するなぁ。

なんだかんだとわたしの体調を心配してくれるみんなに、ゆるゆると頬が緩む。へらへらするわたしの頬をさとみくんがぐにっとつねった。


「いひゃい〜」

さとみ「キッモ！！こいつ笑ってるキッッッモ！！」

「喧嘩売ってんのか」

さとみ「まあおまえが元気ねーのやだしな」

「えっキモ……」

さとみ「はぁ〜〜？？？w」


　：


昨日の体調不良がなんだったのかと思うほど、今日はものすごく元気にリハをこなしてる。気がする。

声の調子もかなりいいし、なにより気分がとっても晴れやか。

それもこれも、みんながなにかと気にしてくれるからだと思う。わたし幸せものだなぁ。


莉犬「俺トイレ〜」

ころん「僕もぉ」

「わたしも行こうかなー」


　

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