すとぷりの酒豪お姉さん4

＊るぅちゃんと ページ8

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るぅちゃん握手会の服買いたいんだけど、一緒に行かない?


って珍しくるぅちゃんに誘われたので、とびっきりおしゃれして！！デートしてきます！！


「デートじゃないよw」

「2人で出かけるんだからデートでしょ！！」

「鼻息荒いよ？w」

「嬉しいからね！！！！」

「ねえもうやだwww」


自分から誘ってきたくせにやだとか言うんだけど。ひどい。

僕だいたいいつも同じ感じになっちゃうんだよね、って言うるぅちゃんに、今まで一緒だったときの服装を思い浮かべる。

……まあたしかに、言われてみればそんな気もしなくもない。でも派手すぎず地味すぎずでわたしは結構好きだけどなぁ。


「るぅちゃんスタイルいいからなんでも似合うし、たまにはちょっと攻めてみるとか？」

「ええ〜似合うかなぁ」

「似合うって！てか着てみないとわかんないんだし、ばんばん試着してこ！」

「……そうだよね！うん！がんばる！」

「かわいー！！！！その意気だ！！」

「ねえそれかわいいって言うのいる？w」

「いるでしょ。かわいいもん」

「はいはいどうもー」

「うざそうにしちゃってぇ〜！」

「ねえうるさいほんとにwww」


もういいから！って先に行っちゃうるぅちゃん。照れたらすぐ置いてくじゃんw

るぅちゃんの背中に追いついて、適当に気になったお店に入っていく。細身だからシルエットわかるようなすっきりした服のほうがかわいいかなぁ。


「わたしねー、白のパンツ好きなんだよね」

「ジェルくんたまに履くじゃん」

「るぅちゃんも履こ？」

「僕黒とか多いから新鮮かも」

「ピンクのトップスは？」

「え〜」

「え〜？んじゃ緑にしよう。わたし色♡」

「染まりたくないw」

「ねえ拒否んないでw」


なんのために呼ばれたのわたしw

あえてダボッとした服を試着してみたり、ふだん着ないような派手な色を組み合わせてみたり。原色合わせは爆笑した。

あれこれ試着したるぅちゃんが買ったのは、淡いミントグリーンのワンポイントシャツ。これがまた似合うのなんのって。


「わたし色だね♡」

「嬉しそうにしないでw」

「嬉しいもん〜」

「ゆにこちゃんだって黄色のスカート買ってたじゃん。僕色じゃん」

「そうだよ〜るぅちゃん色に染まった♡」

「言い方www」


2人分のショッパーを持つるぅちゃんにキュンとする。優しいしかわいいし言うことなしじゃん。


「るぅちゃん好き！！」

「急だなぁw」



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リクありがとうございました！


　

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