すとぷりの酒豪お姉さん4

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莉犬「あー！ゆにちゃんやっと帰ってきたぁ！」

ななもり「遅いよー！もう帰るよー！？」

「えー！もう終わり！？」

るぅと「ゆにこちゃん遅いから、さとみくんところちゃん着替えに行っちゃったよ」

「薄情者め」

ななもり「ほら、俺らも着替えて帰るよ！」

「はぁーい」

ジェル「ゆにちゃんパンツ忘れてそう」

莉犬「ぶはwww」

るぅと「ねえwww」

「待ってありえるからこわいwww」

ななもり「ゆにちゃんwww」


忘れてないことを祈ろう。

4人と別れてシャワーを浴びて、バッキバキの髪を洗っていく。水着の至るところから砂が出てきてうんざりした。砂の上座ったわけじゃないのに……いつ入ってんだこいつら……

簡単にタオルドライしてぱぱっと着替える。帰りもワンピースなら楽でいい。あと下着ちゃんとあったよ！！よかった！！

髪を適当に上のほうでおだんごにして、荷物を持って更衣室を出た。よし帰るぞー！


「おまたせ〜」

ななもり「おかえり〜、もうみんな車行ったよ」

「あ、ほんと？オッケー」

ななもり「ゆにちゃん荷物貸して」

「持ってくれるの？やさしー」

ななもり「でしょぉ」

「ドヤ顔wwwかわいいかよwww」


なーくんと駐車場に向かっていたら、せっかくなら海見てお酒飲みたかったよね、ごめんね、と申し訳なさそうに謝られた。


「え、なんで謝るの！？そもそも海行きたいって言ったのわたしだし、なんなら車出すって言ったのもわたしだもん。全然いいよ？」


むしろありがとうだよ！と笑えば、なーくんも眉を下げて笑った。優しすぎじゃない？ほんと。

じつは今日、レンタカーを借りてわたしが運転してここまで来た。大人数タクシーでも半分ずつタクシーでもよかったんだけど、せっかくならメンバー水入らずでワイワイしたいなーって。運転するの好きだし。

でもわたしに行きも帰りも運転させるのが忍びないらしく、みんなは結構渋っていた。じゃあ誰か運転代わる？って言ったら黙ったけど。


「あはは、もう乗ってる」

さとみ「ころん寝ようとしてっかんね」

ころん「してなぁいーよ！」

「寝てもいいよ〜？疲れたでしょ」

ジェル「それ言うたらゆにちゃんもやん」

莉犬「誰よりもはしゃいでたしねw」

ななもり「代わってあげられたらよかったんだけど……ほんとごめ」

「あー！！謝るのなし！！そういうのまじでいらない！！」

るぅと「かっこいい…w」

「んふ、ありがと♡」


助手席にはるぅちゃんが座るらしい。やったー！


　

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