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「あれ、さとみくん上がったの?」

さとみ「飲み物買おうと思って。お茶いる?」

「いるー!」

さとみ「んじゃ行ってくるわ」

「あ待って、わたしも行く」

さとみ「荷物見てるやついなくなんじゃん」

「でも1人でみんなの分持てなくない?」

さとみ「ペットボトルならなんとかなんだろ」


とりあえずここで待ってていいよ、って頭をぼすんと叩かれる。そう言われたら待ってるしかなくなるじゃん。

ちぇ、とぶすくれながら、海で遊ぶみんなを眺めた。は〜かわいい。目の保養。癒される。

わたしに気づいたなーくんが手を振ってくれて、それを見た莉犬とるぅちゃんも手を振ってくる。それに振り返すと、さらに気づいたジェルくんところちゃんも手を振ってきた。いやおまえらかわいすぎか。


 :


みんなの写真を撮ったりツイッター見たりしてたら、莉犬とるぅちゃんが上がってきた。


莉犬「きゅうけーい」

るぅと「あれ?さとみくんまだ?」

「そうなの。遅いよね」

るぅと「僕見てくる」

「あ、いいよいいよ!わたし行くから2人は休んでて」

莉犬「そう?じゃあお願い」

るぅと「気をつけてね」

「はーい!」


さとみくんどこまで飲み物買いに行ったんだろ。

わたしたちが更衣室を借りた海の家のほうまで行くと、時間帯もあってか結構混んでいた。さとみくんらしき姿も見えない。

あれー?ほんとどこ行った?


さとみ「もう行くんで、」


人混みのなかから聞き覚えのある声がして、急いでそっちに向かう。と、見覚えのあるピンク色の頭が見えた。


「さ、」

「え〜いいじゃん!友達も連れて一緒に遊ぼ?」

さとみ「無理」

「なんでぇ〜」

「うちらと一緒のほうが楽しいよぉ?」


え、なんか、お姉さん2人に絡まれてるんですけど。

さとみくんは両腕に7人分の飲み物を抱えていて、その両腕に物理的に絡んでいるお姉さん2人。胸の大きいお姉さんと、唇ぷるんぷるんのお姉さん。

なんだナンパされてたのか。それで帰ってこなかったんだ。


「あ、そだ!荷物どこぉ?うちらも友達連れてそっち行くぅ」

さとみ「は?だから無理だって」

「だってお兄さんタイプなんだも〜ん!遊びたぁい」


いいでしょぉ?って、さとみくんの腕にぴったりくっつくお姉さん。それをちら見したさとみくんに、なんだか無性にイラッとした。

どさくさに紛れて胸見てんじゃねぇ!!

眉間にしわが寄るのがわかる。むすっとしたまま、さとみくんとお姉さん2人に近づいた。


 

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もも(プロフ) - あむさん» コメントありがとうございます!チューしたのは一応ほっぺです…!紛らわしくてすみません!mm (2020年4月5日 2時) (レス) id: 7de6dc0188 (このIDを非表示/違反報告)
あむ - え??さとみくんと??え?キス?したのは??頬?唇?ん?? (2020年4月5日 2時) (レス) id: a3af942d1f (このIDを非表示/違反報告)
やよい - あっ!そうなんですね!恥ずかしい///(/∀\)失礼しました! (2020年2月14日 19時) (レス) id: 28236963a5 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - やよいさん» しょうもない終われってことなので、おわれで合ってます!(笑)ありがとうございます◎ (2020年2月11日 23時) (レス) id: 4c734af3d5 (このIDを非表示/違反報告)
やよい - 49ぺージのおわりがおわれになってますよ〜♪ (2020年2月10日 16時) (レス) id: 28236963a5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もも | 作成日時:2019年8月31日 17時

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