すとぷりの酒豪お姉さん4

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ななもりside



ななもり「いいなぁ〜俺も泳ぎたいな〜」

ころん「行ってきてもいいよ、なーくん」

ななもり「だってころちゃん1人になっちゃうじゃん」

ころん「大丈夫だってw」

ななもり「いやいいの！！あとで一緒に泳ご！！」

ころん「あ、うんw」


ころちゃん優しいな〜って思いながら、海のなかで楽しそうにはしゃぐメンバーを見る。みんな楽しそう。来てよかったな。


ころん「これって何分くらいで交代なのかな」

ななもり「たしかにwwwもしかして俺ら忘れられてる…？」

ころん「それはだるいwww」


少し遊んだら戻ってきてくれるんじゃない？あージェルくんとかね、そうそう、って会話をしてたら、浮き輪に乗ったゆにちゃんがぶんぶんと手を振ってきた。

と思ったら、浮き輪をひっくり返してゆにちゃんを海に落とすさとみくんとジェルくん。落とされたのに爆笑してるゆにちゃん。


ななもり「はは、ゆにちゃん一番楽しそう」

ころん「一番楽しみにしてたしね」


そう。そもそもメンバーみんなで海に行こうっていうのは、ゆにちゃんの提案だった。

忙しいし時間も取れないのはわかってるけど、一度でいいからみんなで海で遊びたいって。あんなかわいい顔でお願いされたら、ねえ？時間つくるしかないじゃんね。


ころん「連れてきてあげられてよかったね」

ななもり「うん。……はは、やっぱりころちゃん優しいねぇ」

ころん「はっ！？なにが！！なんで！！」

ななもり「そういうとこ〜」

ころん「ちょっともうやめてほんと」


照れちゃったのか、ごろんとシートに寝転がる。ちらっと見えた耳が赤くなってて、かわいいなぁって笑ってしまった。


「なーくん、ころちゃん！交代しよ〜」

ななもり「え、もう？」

「うん、はしゃぎすぎて疲れたから休憩w」

ころん「ババアじゃんw」

「なにぃ？？？？」

ころん「あー！！ごめんなさいごめんなさい！！痛い！！」

「ぐりぐりの刑」

ころん「やめてって！！ごめんなさい！！」

ななもり「あっははwww」


ぐりぐりの刑に処されたころちゃんを解放して、遊んでおいで〜って俺らに手を振るゆにちゃん。

お言葉に甘えて海に入る俺ところちゃんと入れ違いに、さとみくんが上がってきた。


ななもり「あれ、さとみくんも休憩？」

さとみ「喉乾いたから飲み物買ってくるわ。なんかいる？」

ころん「僕コーラ」

ななもり「俺もー」

さとみ「オッケー」


さとみくんと別れて、俺たちも海に入った。冷たっ！！


　

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