すとぷりの酒豪お姉さん2

＊5 ページ16

.



「閲覧数も多くて30とかそのくらいで、たぶん平均10とかだったかな。たまにカラオケキャスとかしたりしてw
　そのときにね、なーくんがわたしに連絡くれたの。なーくんとわたしね、たまたま共通の知り合いがいて連絡先とかは知ってて。
　で、なーくんがね、「ゆにこさん○○って名前でキャスしてますよね？」って。「あれゆにこさんですよね？」ってwバレてんのw」


＞もともと知り合いだったんだ
＞バレてたのwwww
＞なーくんすご！リスナーにはバレてなかったの？


「なんかたまにゆにこに声似てる気がする〜みたいなコメントあったんだけど、ゆにこ？誰？みたいなw誤魔化してたw」


＞wwww
＞バレてた説あるよそれwwwwwwww
＞ワンチャンばれてるwww


「んでね、なーくんがね、「ゆにこさんやっぱ歌い手戻りませんか？」って。「歌好きですよね？歌うの好きだし、ネット通じてリスナーに届けるのだって好きですよね？」って。
　でももうさ、しんどい思いしたくないわけよ。歌い手として戻ったところでさ、当時のアンチにまた叩かれるのかなとかさ、新しくアンチ出てきたりすんのかなとかさ。そういうこと考えてたらもうね、こわくてこわくて。
　そしたらなーくんが、「俺はゆにこさんが楽しいと思うことしてほしいです。歌ってるゆにこさん楽しそうだし、配信してるゆにこさんめちゃくちゃ楽しそうです。俺ともう一回やってみませんか？」って言ってくれたの。
　で、話聞いたら数人でいろいろやっていくグループをつくりたいって言ってて、しかももう何人かに声かけてるって。で、今のところ男しかいないし、男女混合グループだと面倒なことも起こるじゃん。今みたいなね？w
　でももしそれがあっても、メンバーがちゃんと守るからって。だから一緒にやりませんかって」


＞うんうん
＞なーくん……
＞ゆにちゃんを戻そうとしてくれて感謝しかない


「で、わたしだけが守られるんじゃなくてさ、お互いに守り合えるようなグループなら入ろうかなーって冗談のつもりで言ったんだけど、まあほんとにそういうグループができたしわたしも加入することになったよねw」


＞そこで冗談返すゆにちゃんほんとwwwww
＞冗談かいwwww
＞冗談でもちゃんと入ってくれてよかったwww


「いやほんとね、まさかできると思わないじゃんね？w
　でも戻ってきてよかったなって今はすごい思ってるよ。メンバーのみんなとゆにこーんのみんなに出会えたし。
　全部ぜんぶなーくんのおかげ」


　

＊6→←＊4

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す