動物と話せる不思議な彼女【警察学校組】

✿ ページ9

ㅤ諸伏side




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俺が組織にNOCだとバレて自_決するしかなかった

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赤井「自_決は諦めろ…スコッチ
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お前はここで死ぬべき男ではない…」

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諸伏「何！？」

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赤井「俺はFBIから潜入している赤井秀一…
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お前と同じ奴らに噛み付こうとしてる犬だ…」


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ㅤこいつ…っ、


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赤井「さぁ、わかったら拳銃を離して俺の話を…ｯ」
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赤井の…口が止まった…

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目線の先にはデカい…犬…？
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犬種は…ゴールデンレトリバー…か？


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犬「わふっ！！！」


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この犬の目線の先には…俺…


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赤井「あの犬は…キミのか？」

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諸伏「知らない！

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なんで…こんなとこに…」

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全力疾走と言ってもいいくらい俺の元にやってくる

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その勢いで拳銃を離してしまった

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諸伏「ちょ…っ！やめ！！」

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赤井「この子はお前に懐いているみたいだな

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それと…」


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赤井はかちゃっと階段の方へと拳銃を向けた

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他に誰か居るのか…？まさか…


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犬「わん！」


諸伏「し、しーっ！！」

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可愛いなこいつ…

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って！！！そんな場合じゃないっ！！

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この犬を逃がさないと…


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組織の奴らが来たら…ｯ


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ぎゅっと犬を抱きしめたら指先に触れた物は紙…


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"兎を見て犬を呼ぶ。事を見極めてからでも遅くは無いです。なのでしっかりと話を聞いてください諦めちゃダメです
貴方が死ぬと悲しむ人が居ます"


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諸伏「兎を見て…犬を呼ぶ…」


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意味は確か… 一見手遅れに見えても対策次第で間に合うこともある。諦めてはいけない…だったか

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誰なんだ…このメモの送り主は…
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あの赤井の視線の先に居るのか…？

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