動物と話せる不思議な彼女【警察学校組】

1年前2月7日の出来事 ページ12

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いよいよ今日は伊達パパの命日だった日
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実はあの5人に1羽ずつ烏さんたちをつけて見守ってもらってたんだよね〜…警察学校時代から
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ㅤ詐欺師を捕まえるために徹夜での張り込みがあったって
伊達パパを見守っていた烏のワタちゃんから真夜中に定期連絡が来た

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まぁこの件に関しては無問題(モウマンタイ)
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居眠り運転で事故死とか許さないもん絶対！！！！！

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ウユ「にゃあ(手帳拾ってこっちに連れてきたらいいんでしょ？)」

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「そ、ウユ頼んだよ」

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ウユ「にゃあ！(はーい！)」


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伊達sideㅤ
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伊達「お、猫ちゃん」

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ウユ「んなぉ…」

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伊達「あ…俺の手帳！！サンキューな！！！猫ちゃん！！！！」

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高木「首輪ついてるってことは逃げ出しちゃったんですかね…？」

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伊達「かもしれねーなー」

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綺麗な白い毛並みに黄色と青のオッドアイひょいと抱きあげれば嫌がる素振りも見せずにゴロゴロと喉を鳴らしてる
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ナタリーも動物飼いてーかな？猫かぁいいな！


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その瞬間ガシャン！！！と物凄いスピードで俺の真後ろに車が突っ込んできた

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伊達「あっぶねー！！」

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高木「警察と救急車に連絡します！！！！」


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にしても…ほんと危ねーなー…

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伊達「お前のおかげだな、猫ちゃん」


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ウユ「にゃあ！」


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伊達「ははっお前の言葉がわかればいーんだけどなぁ…」


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その後警察や救急車が到着した
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俺と高木で現場検証などを行った
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あの猫はいつの間にか消えていて
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神からの使いだったんじゃねーかと未だに思うぜ

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