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なんかとりあえず、ヤバくて語彙力を失った。今俺の腕の中でスースー寝てるのをみて、可愛いって思ったのがもうツボ、ここから沼にハマるんだろうな。そりゃ、独占したくもなるさ。


『…寝ちゃってたぁ。シャワー借りてい?今日も仕事だから行かなきゃ』



「今まだ6時だし。今日はマネがいるから遅い日でしょ?」



『へー、私のスケジュールちゃんと知ってくれてるんだ。嬉しいなぁ』



「だからもーちょっとだけ俺と一緒にいて」



『仕方ないなぁ、あと30分だけね…着替えないといけないし』



「ん、わかった…」



『しょうたくんってずっと塩対応とかつんつんじゃなくてホントは寂しがり屋で甘えんぼさんだったりして』



「んなことねぇよ」



『今日offなんでしょ?しょうたくん。このまま私が帰ったら寝るの?』



「寝る。ねむい」



『そっかぁ…じゃあゆっくりおやすみなさい、いつもお疲れさま』





急に眠気が襲ってきて、抱き枕にしていたはずのAは目が覚めたら居なくなっていて、代わりにちゃんと食べてねって置き手紙と軽食が置いてあった。多分今まであった史上1番ずるいオンナ。

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作者名:りんごあめ x他1人 | 作成日時:2022年9月23日 0時

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