秘密主義のサブマネちゃん。 (ページ37)

今日:6 hit、昨日:6 hit、合計:79,980 hit

＊ページ37

すると急に泣き出されるから俺もちょっと焦る。こういう時どうしてだっけ、忘れたんだけど。

『しょうたくんの、ばか』

「はぁ？バカって言った方がばかだろ」

『そういう事じゃないし、全然』

「で、どーすんの」

『ほんとに私でいいの？今迄接してた私と全然違うんだよ？』

「だからほんとのAを知りたいって俺は思ってんの」

『可愛くない部分が出ても、余裕が無い部分が出ても？』

「そんな覚悟なかったらこんなこと簡単に言わないから俺」

『私から離れるようなことしないって誓ってね』

「誓ってやるよもちろん」

『…よろしく、お願いします』

「ふはっ、そんな改め無くても全然いーんだけど」

『なんか、すっごい変な感じ…1番仲良くなれなさそうな人にこんなこと言われるって』

「それは悪かったって」

『でもありがとう、うれしい』

いつもの作ってる笑顔じゃなくてほんとの笑顔が見れた気がして俺も嬉しかったのもつかの間、鬼電に気付かなくてスマホを開いたら大変なことになってて。

「やべ、戻んなきゃ」

『あちゃー、怒られちゃうね』

『じゃあそろそろ私も行こうかな』

「んじゃ待っててよ。普通にお腹すいた」

鍵を投げると一瞬驚かれたけどもちろん、と即答した。名残惜しくて頬に軽くキスして別れた。

続きは家に帰ってから、なんてな。

10.18 久しぶりに更新しました評価沢山増えてて嬉しいです(；；)♡