秘密主義のサブマネちゃん。 (ページ17)

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「そりゃもちろん気になるよ！だってみんなかっこいいじゃない、近くにいたら好きになったりとか、するのかなって」

『好きになる、かぁ…難しいねぇその質問は』

長いまつ毛を伏せて少し考えてからAちゃんは口を開いた。

『この世の中には、好きになっちゃいけないジャンルの人たちがいるんだよね、皆みたいな、さ』

まるで僕たちの中に好きな人がいるみたいな濁し方。そんなAちゃんに精一杯背伸びをして質問してみた。

「じゃあ僕が好きって言ったら、どうするの？」

『ラウちゃんにはもっといい人がいるよ、私みたいに汚れてるオンナはダメ、これは私からのお願いとアドバイス…かな』

身近にいる女性が私だからラウちゃんには悪影響かな〜なんて笑ってくる。

『これから色々な女性を見てくと思うの、仕事の都合とかも含めて。悪い女の人には騙されないで欲しいなぁ』

私みたいなね、なんてAちゃんは言うけど僕はそんなAちゃんも素敵だと思ってるんだよ、って言ってもありがとう〜位でちっとも伝わってない。Aちゃんからしたら僕は子供だから、なのかな、