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「ねぇAちゃん!今日こそは僕と一緒にいよ!」
「だめだめ、ラウールはまだ学生だから」
「なんでよめめ!昨日も結局めめが独り占めしてたじゃん〜」
待て待て私は誰のものにもなったつもりは無いのだが。
「じゃあその間に佐久間さんが借りてくね」
「いやや!俺と一緒にいるんや!」
困ったように年上組に目線を向けても誰も助けてくれない。うえん。
「ごめん、どうにも出来なさそうだから俺のとこおいで」
「ふっかだけ抜けがけとかまじずるいんだけど。俺んとこ来て」
いわふかまでそんなこと言い出すとそろそろ収拾つかないって
「久しぶりに俺の作ったご飯食べにおいでよ、A」
「いやいや、俺の勉強に付き合ってくれるって約束したじゃん…?」
だてさまの美味しいご飯食べたいしタメになるあべちゃんの勉強にも付き合ってあげたいんだけど
「じゃ、お疲れ」
今日は最終的にしょうたくんに(強制的に)連れてかれることになった(引っ張られた)。絶対この後グループLINEの通知が鳴り止まないから先にoffにしとこ。
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作者名:りんごあめ x他1人 | 作成日時:2022年9月23日 0時