【ママにあいたい】きょうだいにあいたい【ハイキュー‼】 (ページ3)

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prologue ページ3

side:生太

僕の長かったような短かったようなきょうだい(かぞく)たちとの冒険が終わってからどれくらいたったんだろうか…。
あの後の記憶はおぼろげにしか覚えていない。だけど、少し覚えていることはある。あんなにあいたかったママにあった後、すごくママに嫌悪感を抱いたこと。無我夢中で何かをしたこと。気が付くと、兄ちゃん(五番目)からもらった腕が真っ赤に染まっていたこと。ただそれだけだ。そうなってから気が付いた。ああ…僕はママじゃなくて家族に会いたかったんだ、と。そしててにもっていたモノ(・・)で自分をさした。目の前が真っ暗になった。
それ以降の記憶はない。
僕はとある人の子供、双子の弟として生まれた。双子の兄は五番目の兄ちゃんだった。兄ちゃんから教えてもらったことによると、これは《転生》と呼ばれるものらしい。僕はこう考えた。僕と兄ちゃん(五番目)が転生しているんだったらほかのみんなも転生しているんじゃないか、またみんなにあいたい、と。それを伝えたら兄ちゃんはこう言って笑った。
五「お前(六番目)らしいな。」って。
それから僕たちはどうしたらみんなを探すことができるのかを話し合った。その時テレビでやっていたのが高校バレーの全国大会。これだ！！そうおもった僕らは親に頼み込んでバレーを始めた。兄ちゃんがトスを上げ、僕が打つ。面白いくらいにかみ合っていった。

そして、時は流れ、高校入学の日になった。

僕らは今日もバレーを続ける。もういちど大切な家族(きょうだいたち)に会うために。

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次から本編！多分書き方が変わります。駄文＆キャラ崩壊注意です。