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「電球、買ってきましたよ…！はぁ…ッ疲れた！」
「おつかれ、走ったの？」
「監督が急げって…、！」
買い出しから戻り部室に入ると、伊東先輩がベンチに寝そべりジャンプを読んでいた。自分の家か。
「……それ、取り替えられる？」
先輩が指さしたのは私が手に持っている電球。どういうことだろう。流石に私だって電球の取り替えくらいしたことあるんだけど、めちゃくちゃ舐められてるのかな。
少しムッとしつつ、できますよ！と腰に手を当てて豪語した後で気づいた。届かないじゃん！って。
「……………脚立とかあります？」
「ない」
ないなんてことある？
でもまあ、私よりサッカー部歴の長い伊東先輩が言うんだから本当なんだろう。
「今までどうやって変えてたんですか？」
「肩車か誰かが踏み台になるか」
「……………分かりました。私に乗ってください！」
「やだよ」
なんで！だってそうするしかないじゃん！
流石に選手を踏み台になんてできないし、私が踏み台になるしかない。早く戻って報告しないと監督に無能だと思われちゃう。
「俺が肩車するって」
「ぜっっったいムリです！」
「俺そんな弱くないから、早く乗って」
ほら、と伊東先輩が屈む。
……なにこれ？本当に乗らなきゃいけない流れ？他になんか手はないの？こんな仕打ちないよ！
だけど時間は刻一刻とすぎていく。このままだらだらあーだこーだ言い合ってたら監督に叱られてしまうだろう。
「ホントに重いですよ！」
「別に平気だよ」
恥を捨てるしかない！
失礼します！ごめんなさい！と言って伊東先輩の肩に乗る。すぐにふわっと浮遊感に襲われて少し怖くなった。
「はい、届く？」
「届きます！ごめんなさい！」
「いいって」
古くなった電球を外し、片手に持っていた新しい電球に付け替える。これできっと電気がつくようになるはずだ。
「………できました！もう降ろして平気です！」
「おっけ、じゃあ、」
ガチャリ。
「………え、っと、何してんの？」
「みっ、……あ"、ッぎゃあ！？！」
「ちょ、Aちゃん…！」
大事故発生の予感。
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MONO(プロフ) - kubo......さん» ありがとうございます！🥹久保選手も登場させる予定なので、気長にお待ちいただけると幸いです！☺️🫶🏻 (2022年12月15日 1時) (
レス) id: 5624c1bc78 (このIDを非表示/違反報告)
kubo...... - 久保選手が好きなのですが、お話を読ませて頂いて、伊東純也選手にも惹かれました！カッコイイです！ (2022年12月15日 0時) (レス) id: ab23184136 (このIDを非表示/違反報告)
MONO(プロフ) - 翡翠さん» 初めまして！コメントありがとうございます！☺️🫶🏻わ〜！ラブコメ大好きなので、そう言っていただけるととっても嬉しいです！🥲❤️🔥後輩ポジから…！じわじわ男見せていってほしいですよね！笑 (2022年12月14日 20時) (レス) id: 5624c1bc78 (このIDを非表示/違反報告)
MONO(プロフ) - 優碧さん» 初めまして！いつもありがとうございます！☺️❤️🔥わ〜！めちゃくちゃ素敵です！ぜひぜひ書かせていただきたいです！😭🫶🏻素敵なリクエストありがとうございます！気長にお待ちください！🙆 (2022年12月14日 20時) (レス) id: 5624c1bc78 (このIDを非表示/違反報告)
MONO(プロフ) - luwaさん» コメントありがとうございます！素敵なリクエストだったので、すぐに書きたくなってしまいました！😭💖また何かありましたらお待ちしております☺️❤️🔥🫶🏻 (2022年12月14日 20時) (レス) id: 5624c1bc78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MONO | 作成日時：2022年12月9日 22時
