アユクデ事件簿�� ページ12
今年もやってきました。
アユクデ
ファンの皆さんも嫌かもしれませんが私も嫌なんです
「なんで学校卒業したのに毎年運動会しないといけないの〜！！」
DN「ヒョン！またヌナが叫んでますよ」
WZ「運動できないからってそんなに嫌がらなくても」
「走るのは速いもん！！それ以外はダメだけど…。ねえ、クプス今日caratたちとずっと応援じゃダメ？？」
クプスの近くに行って愛嬌しながらお願いする
SC「可愛いけどダメ」
「えーーん！」
JH「60m走今年は走らないんでしょ？」
「うん、もうやらない」
HS「僕がヌナなら殿堂入り目指して毎年出るのに…」
DK「もう二連覇してるしすごいよ」
「次は男性部門で走ろっかな…そしたらすぐ予選落ちするし」
SC「何言ってるんだよ、ちゃんとやれよ」
「うん、わかってるよ〜」
HS「アーチェリー練習頑張ってたじゃん」
「うん、それは楽しみ！」
JS「他に嫌なことがあるんでしょ？」
「ううん、ただ緊張してるだけ」
MH「ヌナ大丈夫だよ」
ハオが背中をトントンと叩いてくれる。
「ハオヤ〜ありがとう！頑張ろうね」と握手して出勤する。
そうなんです。シュアの言う通り、運動会も嫌だけどこの業界に友達が居ない私にとってはまさにあの場所が地獄
メンバーが多いから一人で過ごす時間が少なくて助かってるけどミンギュとスングァンとか社交的なメンバーと一緒に居て何度惨めな気持ちになったことか…
メンバーと一緒に居ても他のグループの方から声をかけられるので挨拶だけして私は一人離れる。
初参加の年は途中からジュニとハオとか一緒に居たけどこの二年の間で、二人もこの業界で友達が増えた。
なるべく一人にならない様に皆気にかけてくれるけどメンバーには気を遣って欲しくないので、一人で放浪したりメンバーの背後に隠れて座ったりしてる。
会場に向かう車中
JS「友達居ないから嫌なんでしょ？」
シュアは全てを見透かしたかの様に言われた言葉にびくりとする。
「バレた？」
JS「そろそろお友達作ってもいいんじゃ無い？」
「簡単に作れてたら今みたいになってないよ笑」
JS「そうだね？」
ニヤニヤ笑うシュア悪魔っぽいな？
「シュアも居るし、メンバーも居るし友達はいらないと思ってるよ」
JS「そう？ありがとう親友」
「うん」
ハイタッチをして笑い合う
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作者名：えむ
| 作成日時：2021年8月18日 23時
