男性恐怖症

症状4 ページ5

❁





JK｢どんなけAと一緒にいると思ってんだよ。
嫌でもお前の癖ぐらい覚えるわ。｣




『癖？』




JK｢そー。
お前あの夢見た日は異常にテンション高いからすぐわかる｣




『うそー！！そんなつもり全くなかった！！』




JK｢だからそーゆーのを癖って言うんだよ。




…大丈夫だったか？｣





『心配してくれてるの？
グッたんありがと大丈夫♡♡♡』




JK｢きっもっ！！！｣


『ひどいっ！！！』




・
・
・



──ﾋﾟﾛﾋﾟﾛﾋﾟﾛｯ──




店員｢いらっしゃいませ〜｣








JK｢毎日待ってやってる俺への感謝ってことで一番高いプリンにしよーーっと｣




『あー！ちょっと！！！
あんたもっと遠慮しなさいよ！！！』




JK｢金持ちがケチケチすんじゃねーよ。
たかがプリンいっこだろーが｣




『あんたもお金持ちでしょうが。
お金持ちにそんなこと言われたくありません。』




JK｢まぁまぁいーじゃないすか｣




『…いーけどさっ！』









私の親もグクの親も大きい財閥の社長をしていて私達は世間一般的に令嬢、御曹司と呼ばれている。







なのでお金に困ることはまずないのだ！！




・
・
・




JK｢んじゃーなー。プリンさんきゅ｣




『バイバーイ
大切に食べなさいよ。』





JK｢へいへーい。







…………あ。｣





『どしたの？』




JK｢…家の鍵忘れた。｣




『何してんの！


ホソクオッパとかは？』




JK｢ヒョンは友達の家泊まんにいった。
親は会議で遅くまでかかるらしいから夜まで誰も帰ってこねーんだよ。｣




『ほんとバカ。


誰か帰ってくるまでうちにいなよ』





JK｢そーさせてもらうわ。｣

症状5→←症状3

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す