《学パロ》《ヤンデレネタ》ピンク白 - 私だけを見て! ページ3
公式(?)以上のピンク→白
ピンクさんのヤンデレロールで見事目覚めました…そのままの勢いで書いたので荒いかも。
———
ぐさおside
(また誰かと話してる…)
相手は確か…生徒会副会長の◆◆。仕入れた情報によると、みぞれさんのことが好き。
ギリ…、右手に握ったナイフが強く握られて悲鳴を上げた。早くアイツを、消さなきゃ。意を決して飛び出す。
「みぞれさーん!」
取ってつけたような愛想を振りまいて、みぞれさんに接近する。相手への殺気も気取られないように、慎重に。
「ん?…ああ、ぐさおさん。どうしたんですか?」
「今日、一緒に帰りませんか?」
「あ…!」
男が短く声を発した。やっぱりみぞれさんと帰りたくて、近づきたくてやってたんだ…
「“二人で”帰りましょうね!約束ですよ!」
「うん、また。…ああ、ごめんなさい、◆◆さん。そろそろチャイムが鳴るので…」
「ま、まって…!」
名残惜しそうな声を漏らす男を尻目に、喜びに歪む顔。誰かに見られていたら気味悪がられていたこと間違いなしだ。
***
みぞれside
(ぐさおさん、遅いな…)
昼休みに一緒に帰ろう、と約束したぐさおさんだが、下校時刻から5分ほど経っても姿を見せない。何か準備に手間取っているのだろうか。もう少し待ってみよう…
あれからもう5分待っただろうか、校舎の方から必死に駆けてくるぐさおさんが目に入る。
「みぞれさーーん!!すみませんっ、遅れてしまって…」
はあはあと息を切らして頭を下げるぐさおさんに、全然大丈夫ですよ、と伝えればその顔に笑顔が戻った。いそいそと自転車を出すために準備している様子をぼーっと眺める。
「…あれ、そういえばカーディガン着てませんでした?」
ふと服に目をやるとカーディガンがなくなっていることに気づいた。今日は結構寒いけど大丈夫なんだろうか…
「あー…ちょっと汚しちゃいまして。」
「…?そうですか…」
ごにょごにょと口籠るぐさおさんを見て少し不思議に思うが、そんなところ追求しても意味ないか、とそれ以上考えるのはやめることとした。
「…じゃあ、帰りましょう!」
橙色に染まった空の下、意気揚々と自転車を漕ぎ始めるぐさおさんの後をついて自転車を漕ぎ始める。
昼休みに自分と話した男がただの肉塊になっているとは知らずに。
タン青 - 醒めないで⑴→←《学パロ》黄緑→青 - 純情のロンド
17人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
おとうふさん(プロフ) - 非ログの洗剤さん» 了解です!私もシチュ指定してなかった(てか思いつかなかった)ので全然大丈夫です。いくらでも待ちますので〜 (2022年12月4日 17時) (レス) id: b48d62d9e1 (このIDを非表示/違反報告)
非ログの洗剤 - おとうふさんさん» ちょっとシチュエーションがあまりにも浮かばないのでリク遅くなるかもです…! (2022年12月4日 5時) (レス) id: f4ac54675a (このIDを非表示/違反報告)
非ログの洗剤 - おとうふさんさん» リク&感想ありがとうございます!飲み物に何か仕込んでる系は自分の性癖であり十八番ですからね…!!お褒めいただき嬉しいです!!リクも書かせていただきます〜 (2022年12月1日 21時) (レス) id: f4ac54675a (このIDを非表示/違反報告)
おとうふさん(プロフ) - あと、リクエストです!ちょ、この前の「狂気に呑まれる」の黄緑さんのヤンデレがほんとにドストライクだったんであれの続き、みたいな感じがみたいです。細かい設定とかはないんですがお願いできますか? (2022年12月1日 21時) (レス) id: b48d62d9e1 (このIDを非表示/違反報告)
おとうふさん(プロフ) - え、あぁ、おぉ(?)え、ちょなんですか?!私最後までお茶コンビがお茶会してほのぼの〜で終わると思ってたのに!思ってたのに!急なヤンデレみたいなやつぶっ込んできてぇ!大好きですよぉ〜!(情緒不安定ですみません)もぉ、ほんとに、ありがとうございます…! (2022年12月1日 21時) (レス) @page45 id: b48d62d9e1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:賞味期限切れの洗剤 | 作成日時:2022年6月8日 15時