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緑青 - 秘密のお茶会 ページ45

いつか書いてみたいと思ってたお茶コンビです!そこそこ長くなってしまいました。
今更ですが《〇〇パロ》と書かれていないお話は基本シェアハウス設定です。

———

「ふーーー…っ」

動画編集を一通り終え、役目を失くした眼鏡を外す。傍らに置いておいた眠気覚し用のコーヒーを一気に飲み干し、くたりと椅子に寄りかかった。ふと壁にかかっている時計が目に入る。短針は10を少し過ぎたあたりを指していて。

「もう昼かあ……ゔーん……」

コーヒーで眠気を覚ましていたため眠くはない。が、少し息抜きをしたい。リビングにでも降りれば多少の話し相手くらいは…いや、逆に疲れるか…、なんて考えを巡らせていると、『ぐぅ…』と控えめに腹が鳴いた。

「…先に飯やな。」

重い体を何とか動かして、足を引き摺りながらも下へ降りる。
何を作ろうか、とかめんどいからカップラーメンにするかあ、とか、朝とも昼とも取れぬ微妙な時間の飯のことについて考えていると、ふわりと甘い香りが鼻をくすぐった。
何だろう、とダイニングを覗くと、そこにはお菓子と紅茶を机の上に広げて優雅にお茶をするラテさんの姿が見えた。

「…おはよーございます」
「あ、iemonさんいたんだ。もうみんないないもんだと思ってました。」
「へえ、今日みんなどっか行ってゲームしてるんです?」
「いや特に。でも結構な人が行っちゃったんで。」

紅茶を啜りながら受け答えするラテさんは本当に優雅で、音声さえなければ完璧なモーニングティーに見えること間違いなしだ。

「ふーん、俺も頂いても?」
「構いませんよ」

向かいの席の椅子を引いて席に着く。目の前のクッキーを手に取って口に放り込めば、チップチョコレートの甘みが口の中を満たした。多分いいやつなんだろうな、と直感的にわかる。

「…あ、そうだ、お茶いります?紅茶。淹れて来ますよ。」
「お、ありがてぇ〜」

俺の言葉を肯定と取ったラテさんはわかりました、と立ち上がった。

「え?そこのティーポットのやつじゃないんすか?」
「これは私のなんで。せっかくだからイチオシの茶葉で淹れてあげますよ。」

茶葉にまでこだわりがあるのか…。急に遠い存在に思えてきたラテさんがキッチンに消えていくのを見ながらクッキー以外のお高そうな焼き菓子を摘む。暫くすると、ティーカップを片手にラテさんが帰ってきた。
早速受け取って一気に半分ほど飲めば、情緒もクソもないなと笑うラテさん。

⑵→←バナナ(妹)黄 - 教えて?



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おとうふさん(プロフ) - 非ログの洗剤さん» 了解です!私もシチュ指定してなかった(てか思いつかなかった)ので全然大丈夫です。いくらでも待ちますので〜 (2022年12月4日 17時) (レス) id: b48d62d9e1 (このIDを非表示/違反報告)
非ログの洗剤 - おとうふさんさん» ちょっとシチュエーションがあまりにも浮かばないのでリク遅くなるかもです…! (2022年12月4日 5時) (レス) id: f4ac54675a (このIDを非表示/違反報告)
非ログの洗剤 - おとうふさんさん» リク&感想ありがとうございます!飲み物に何か仕込んでる系は自分の性癖であり十八番ですからね…!!お褒めいただき嬉しいです!!リクも書かせていただきます〜 (2022年12月1日 21時) (レス) id: f4ac54675a (このIDを非表示/違反報告)
おとうふさん(プロフ) - あと、リクエストです!ちょ、この前の「狂気に呑まれる」の黄緑さんのヤンデレがほんとにドストライクだったんであれの続き、みたいな感じがみたいです。細かい設定とかはないんですがお願いできますか? (2022年12月1日 21時) (レス) id: b48d62d9e1 (このIDを非表示/違反報告)
おとうふさん(プロフ) - え、あぁ、おぉ(?)え、ちょなんですか?!私最後までお茶コンビがお茶会してほのぼの〜で終わると思ってたのに!思ってたのに!急なヤンデレみたいなやつぶっ込んできてぇ!大好きですよぉ〜!(情緒不安定ですみません)もぉ、ほんとに、ありがとうございます…! (2022年12月1日 21時) (レス) @page45 id: b48d62d9e1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:賞味期限切れの洗剤 | 作成日時:2022年6月8日 15時

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