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焦った。めちゃくちゃ焦った。
いきなりさっきまで元気だったAが倒れるから。
今じゃ作業室のソファーに寝っ転がってスゥスゥ寝息をたてて寝ている。
なんだこいつ・・・。
外にいたスタッフさんにいろいろ聞いたら「睡眠不足とか？疲労とかじゃないですか？」とかいっていたけど・・・
こいつそんなに疲れてたんだ・・・。
「おい」
「・・・・・」
「おいA」
「・・・・」
「ヤー」
「・・・・・」
「・・・・クソ」
いくら呼んでも起きない。
もうこいつを放ったらかして作業を進めよう。
そう思って、またパソコンに向かい合う。
・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
作業に全っ然集中できねぇ。
後ろのAが気になって集中ができない。
俺は立ち上がってAがいるソファーに向かった。
「おい」
「お前ぐーすか寝てるけどな」
「俺はお前にちゃんと気持ち伝えたくてライブの準備頑張ってんのにさ」
「そんな頑張ってる俺の後ろで無防備で寝やがって畜生」
言いたいことをバーっと言ってるとAの口から「ん・・・」と声が聞こえたので、パッとやめる。
「ユンギ・・・・」
「・・・・っ」
「が、んば・・・れ」
寝てる口から出た可愛い寝言。
もう本当なんなんだよばか。
俺は思わずなにも考えずただAの唇にキスをしていた。
「・・・・・」
数秒の沈黙の後、ゆっくりと名残惜しく離れる唇。
ちゃんと、伝えるから。
ライブが終わったら俺の気持ち、ちゃんとお前に。
ちゃんと伝えるために
今、俺は頑張るから。
「お前俺がどれだけ昔から我慢してるか知らねえだろ」
昔から我慢してるからこそ大事にしたいもの。
そんなもののために俺は今ここで頑張ってんた。
俺はAの頭を撫でてまたパソコンに向かい合う。
「待たせてごめんな待っててな、」
A
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ナイトウルフ - 「トイレぐらいゆっくりさせて！」 「うんこ？」 「違うわ！」でめっちゃ笑いました！笑 笑いがある中でなんかこう、、、感動があったのでとても楽しく読むことができました！！素敵な作品をありがとうございます！！続きまってますっ！ (8月1日 10時) (
レス) @page50 id: 9130adbc3c (このIDを非表示/違反報告)
チョコタピ - 読ませていただきました。とても面白かったです!!続きがすごく気になります！！！！！今からでもいいので続きのお話書いていただけないでしょうか？お願いします！！！！！！！ (2020年1月7日 1時) (レス) id: 134d122770 (このIDを非表示/違反報告)
サヨナラちゃん - 続きがすっごく気になります！ (2018年10月16日 12時) (レス) id: d0f1b6040a (このIDを非表示/違反報告)
Ｖ - とてもキュンキュンしました！この小説大好きです！ (2018年3月27日 0時) (レス) id: 7bf3b435d4 (このIDを非表示/違反報告)
紫音(プロフ) - 更新たのしみにしてますね！ (2017年12月3日 20時) (レス) id: b88bd76db6 (このIDを非表示/違反報告)
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