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昔だけど、昔だけど、
本当に昔だけど、昔、寝ているユンギにキスをしたことがあった。
高校生の時にいつもの通りユンギに呼び出さて、バスケの試合を見にユンギの高校に遊びに行ったことがあった。
ユンギは運悪くその試合には負けてしまい、すごい悔しがっていた。
私はその試合を見て少し悔しかったし腹がたったのを覚えている。
でも私が怒ってもどうしようもないので一人で気分転換に、と男子校の中をブラブラしてから帰ろうと思って、ブラブラしてそのあとにふと体育館を寄ったら
試合後もたくさん練習したのか疲れて寝るユンギがいた。
「わっ、ユンギッ」
ユンギの側によると規則正しい寝息が聞こえる。
相当疲れたのだろう。
いくら揺さぶっても起きない。
「はー、どうすんのよ・・・」
放置して帰るわけにもいかないし。
しばらく横にいるか。
ユンギの横に腰を下ろす。
もう夕方なので夕暮れの光が体育館のドアや窓から入ってきてなんか色合いがよくて。
そしてユンギを夕暮れの光が照らす。
「・・・・・」
キラキラ光る汗が少しずつ引いていく。
綺麗だ。
一気に愛しいと思った。
ただの幼なじみで、変にこき使われて。
早くそんなの終われって思ってたのに
私ってもしかして・・・・
そう思ってたら私の体は勝手にユンギにキスしてた。
柔らかい唇。
唇が触れても起きない。
ゆっくりと離れる唇。
私は自分のしたことにハッと気付き、走ってその場を離れた。
夕暮れの道を走って走って走って走って走って帰る。
息が切れても止まれない。早く家に帰りたい。
家に帰ると自分の部屋に入って大泣きした。
そんなことをぼーっと電車の中に揺られて思い出す。
いやあ、あの時は若かったんだよ。
若気の至りなんだよ。
もしかしたらあの頃からなんだかんだ
ユンギのこと、好きだったのかもなあ。
そんなことを考えているうちにすぐ自分の地元の駅に着き降りる。
「はーはよ帰って風呂でも入ろう」
とぼとぼと歩いて家に向かう。
外は寒くて寒くて足が勝手に早歩きになりいつもよりすぐに家が見えてきた。
そして白いのがパラッと降ってきた。
雪だ。
「おお、雪かー」
冬真っ只中なんだなぁと思い知らされる。
こんな冬に私ってばなにしてんだか。
そしてまた歩き始める。
家の近くまで来ると家の前に人影が見えた。
「・・・人？」
近寄ると見たことのある髪色をした・・・
「・・・ユンギ」
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ナイトウルフ - 「トイレぐらいゆっくりさせて！」 「うんこ？」 「違うわ！」でめっちゃ笑いました！笑 笑いがある中でなんかこう、、、感動があったのでとても楽しく読むことができました！！素敵な作品をありがとうございます！！続きまってますっ！ (8月1日 10時) (
レス) @page50 id: 9130adbc3c (このIDを非表示/違反報告)
チョコタピ - 読ませていただきました。とても面白かったです!!続きがすごく気になります！！！！！今からでもいいので続きのお話書いていただけないでしょうか？お願いします！！！！！！！ (2020年1月7日 1時) (レス) id: 134d122770 (このIDを非表示/違反報告)
サヨナラちゃん - 続きがすっごく気になります！ (2018年10月16日 12時) (レス) id: d0f1b6040a (このIDを非表示/違反報告)
Ｖ - とてもキュンキュンしました！この小説大好きです！ (2018年3月27日 0時) (レス) id: 7bf3b435d4 (このIDを非表示/違反報告)
紫音(プロフ) - 更新たのしみにしてますね！ (2017年12月3日 20時) (レス) id: b88bd76db6 (このIDを非表示/違反報告)
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