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お店は本当にイタリアのような感じで雰囲気がいい。先輩にエスコートされながら席に着き先輩が手際よく色々なものを注文していく。
私はワインをひとくち飲み、いい気分に浸る。
「あの、私・・・こんなとこ、えっと・・・」
「僕が連れて来たいって思ったんだから。甘えて？」
「・・・はい」
恐縮しちゃう。ガチガチに固まりながらまたワインをひとくち飲む。
「仕事どう？」
「えっ、仕事ですか・・・」
「うん」
先輩はピザをひとくちかじりチラりと私を見る。
「そろそろ慣れてきたかなって」
「・・・まあ、それなりには」
「知ってる子達だもんね！最初はびっくりしたよ！」
あはははと大笑いして先輩もワインを飲む。
飲んで、一言。
「でもシュガさんとは付き合ってないなんて、これもびっくり」
「え・・・？」
「明らか付き合ってるかと思ってたしさ。シュガさん独占欲オーラすごいし。びっくりした」
ユンギが？
ただおもちゃを他人に取られたくなかっただけだよきっと。
「ユンギは昔から」
「ん」
「私のことおもちゃみたいに扱うんです」
「・・・・」
「どんな気持ちで私が横にいて、ユンギを支えてたとしても、ユンギは気づかないんです」
「Aちゃん・・・」
「ずっとそう、過ごしてきたから・・・」
今君が、
どこで
なにをして
なにを思ってる？
そんなことを気にするくらいに私はユンギが気になって仕方がない。
「そうなんだ」
「はい・・・」
「でもそれってそう思ってんのAちゃんじゃないの？」
「え・・・」
イキナリの言葉に困惑する。
ソンジュン先輩を見るといつもの優しい笑顔が真剣な眼差しに変わる。
「関係、変えたくないんでしょ」
「・・・・っ」
「ユンギも多分私のこと・・・って期待したいのに期待ハズレだったらもう仲良くなれない。とか考えてんじゃないの？」
「そんなこと・・・っ」
「自分の気持ちを伝えたら引かれそうで言えなくてとか？」
「やめて・・・っ」
「行動してもないくせに保守的になってシュガさんのせいとはよくやるね」
いつものソンジュン先輩じゃないみたい。
なに？こわい、どうしたの。
「せんぱ・・・」
「僕からしたら君達二人はお笑いコントしてるにしか見えないからね」
「・・・っ」
「素直にならないから」
「・・・・」
「すれ違うんだよ」
わかってたさ。
正直にならなきゃいけないことぐらい。
気付きたいさ。ちゃんと自分の気持ちに。
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ナイトウルフ - 「トイレぐらいゆっくりさせて！」 「うんこ？」 「違うわ！」でめっちゃ笑いました！笑 笑いがある中でなんかこう、、、感動があったのでとても楽しく読むことができました！！素敵な作品をありがとうございます！！続きまってますっ！ (8月1日 10時) (
レス) @page50 id: 9130adbc3c (このIDを非表示/違反報告)
チョコタピ - 読ませていただきました。とても面白かったです!!続きがすごく気になります！！！！！今からでもいいので続きのお話書いていただけないでしょうか？お願いします！！！！！！！ (2020年1月7日 1時) (レス) id: 134d122770 (このIDを非表示/違反報告)
サヨナラちゃん - 続きがすっごく気になります！ (2018年10月16日 12時) (レス) id: d0f1b6040a (このIDを非表示/違反報告)
Ｖ - とてもキュンキュンしました！この小説大好きです！ (2018年3月27日 0時) (レス) id: 7bf3b435d4 (このIDを非表示/違反報告)
紫音(プロフ) - 更新たのしみにしてますね！ (2017年12月3日 20時) (レス) id: b88bd76db6 (このIDを非表示/違反報告)
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