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私はモヤモヤしてそのままその部屋に入った。
すると二人ともびっくりした顔してこちらを見ている。
そんな目で見ないでよ邪魔なのはわかってるけど
私だって別に好きで入ってんじゃないんだからね。
「・・・ユンギ」
「なんだブス」
そんな綺麗な人の前でブスなんていわないでよバカ。もっと惨めになるじゃない。
「仕事の時間だけど？みんな集まっててユンギ待ってる早くして」
私はそれだけ言ってサッとその部屋を出た。
なにこの気持ち。
知らないこの気持ち。
ドス黒い気持ち。
こんな自分嫌だ。
スタスタと廊下を歩くとガッと掴まれる腕。
後ろを振り向くとユンギが超不機嫌な顔をしてる。
「なにお前その態度」
「・・・別に」
「態度わりぃんだよ。誰に向かってやってるわけ？」
「・・・・・」
なんでよ、どうしてあの女の人にはニコニコの笑顔なんか見せて私にはそんな怖い怒った顔しか見せないの。
私だって
私だって
「・・・ずいぶん楽しそうなことで」
ポツリと出た言葉はユンギに聞こえないくらい小さな声で出したつもりだがユンギにはがっつり聞こえていたみたいで。
「・・・まさかお前」
「なによ・・・」
「やきもち？とか？」
目をまん丸と見開く。
やきもち？私が？
ありえないでしょ
でも頭の中と体は全然真逆の態度でみるみる顔に熱が集中する。
「・・・マジ？」
「えっと・・・」
ユンギも驚いた顔をしてる。
やだ、やめて
醜いじゃない。私。
「ユンギ、離してっ」
こんな醜い私を見られたくなくてバッとユンギの腕を振り払うがユンギは離してくれない。
「・・・・あのさ」
「・・・・見ないで」
「顔赤いけど」
「だから見ないでよ・・・」
ユンギの顔が目の前に来る。必死に目を合わせないで背けるのに必死なのだが彼がそれを許さない。
だんだん近づいてくる顔。
なんで？なんでこんな近づけてくるの？
どうして？
あと数センチ。
数センチで唇が触れてしまう距離。
あと20cm
あと15cm
あと10cm
あと5cm
あとーーーーーーー、、、
ぎゅっと目を瞑る。
でも来るはずの感触がない。
恐る恐る目を開けてみるとユンギの目が熱っぽい感じで私を見つめてる。
「あ・・・・」
「・・・・・・行くぞ」
そのままスタスタと廊下を歩きはじめたユンギ。
私はハッと我にかえりユンギの後をついていく。
ねえ、今のはなに？
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ナイトウルフ - 「トイレぐらいゆっくりさせて！」 「うんこ？」 「違うわ！」でめっちゃ笑いました！笑 笑いがある中でなんかこう、、、感動があったのでとても楽しく読むことができました！！素敵な作品をありがとうございます！！続きまってますっ！ (8月1日 10時) (
レス) @page50 id: 9130adbc3c (このIDを非表示/違反報告)
チョコタピ - 読ませていただきました。とても面白かったです!!続きがすごく気になります！！！！！今からでもいいので続きのお話書いていただけないでしょうか？お願いします！！！！！！！ (2020年1月7日 1時) (レス) id: 134d122770 (このIDを非表示/違反報告)
サヨナラちゃん - 続きがすっごく気になります！ (2018年10月16日 12時) (レス) id: d0f1b6040a (このIDを非表示/違反報告)
Ｖ - とてもキュンキュンしました！この小説大好きです！ (2018年3月27日 0時) (レス) id: 7bf3b435d4 (このIDを非表示/違反報告)
紫音(プロフ) - 更新たのしみにしてますね！ (2017年12月3日 20時) (レス) id: b88bd76db6 (このIDを非表示/違反報告)
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