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ユンギヒョンとAヌナは不思議な関係だ。
ユンギヒョンは多分ヌナのことが好きなのに超が付くほどツンデレだからなかなかヌナには冷たい。
ヌナがいないところでなにかヌナに合うものを見つけた時のヒョンの表情はこの上なく優しくて、それを持っていつも「プレゼント用で」なんて可愛くラッピングしてもらってるのに
肝心なヌナに渡す時は基本だいたい投げつけてるし、だいたい基本真顔だし、ヌナへの一人称「ブス」だし側から見たら結構滅茶苦茶だ。
そんなヌナも呆れてものが言えない風にならないのか、嫌々言いながらもユンギヒョンの呼び出しにはいつだって必ず来るし、ユンギヒョンには優しい目で見守っている。
「へんなの」
早く付き合えばいいのに。
「どうしたホソク？」
「ジンヒョン」
俺はぼーっとあの二人が言い争ってる姿を見つめていた。
するとジンヒョンが話しかけてきた。
「・・・・」
「ユンギ？」
「ねえヒョン」
「なに？」
「あの二人って本当に不器用だよね」
変なの。
なんでヌナたちはああなんだろう。
ユンギヒョンは別に女の子に対していつもああじゃないからこそびっくりするわけで。
するとジンヒョンは「そうだなぁ」とボソッと呟いた。
「これが二人なりの不器用な愛の形なのかも」
上手いこと言ったと思ってるなジンヒョン。
全然上手くないよ。
するとユンギヒョンがどっかいってしまいヌナ一人になってしまったのでユンギヒョンがいない隙に！と思い、ヌナに話しかけた。
「ヌナ」
するとヌナは「ん？」とこちらを向く。
「ヌナ、ユンギヒョンと昔っからそんな感じなの？」
俺の質問にヌナは目を見開いてからまた、フッと笑って
「昔から私はユンギの召使いよ」
と言った。
「(召使い・・・)ユンギヒョン嫌になんないの」
「んー嫌いっていうかね」
ヌナはまた伏し目がちに俯いてすごい優しい顔をしながら
「なんか、いつもムカつくのに最後は黙って彼の手伝いしたいなあって昔から思うのよ」
なんて。
ああヒョンもヒョンならヌナもヌナだ。
「これユンギには内緒だよ！」なんてあたふたしてるヌナを見て思わずフッと笑いが出てしまう。
もしかしてだけどヌナとユンギヒョンの間には
俺がわからないような付き合う付き合わないって関係よりも
もっとそれよりも上な関係なのかもしれない。
「ほそく？」
「ヌナ。ファイティン」
「・・・ありがと？」
俺は今日も
不器用な二人を眺めて
なにかを思う。
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ナイトウルフ - 「トイレぐらいゆっくりさせて！」 「うんこ？」 「違うわ！」でめっちゃ笑いました！笑 笑いがある中でなんかこう、、、感動があったのでとても楽しく読むことができました！！素敵な作品をありがとうございます！！続きまってますっ！ (8月1日 10時) (
レス) @page50 id: 9130adbc3c (このIDを非表示/違反報告)
チョコタピ - 読ませていただきました。とても面白かったです!!続きがすごく気になります！！！！！今からでもいいので続きのお話書いていただけないでしょうか？お願いします！！！！！！！ (2020年1月7日 1時) (レス) id: 134d122770 (このIDを非表示/違反報告)
サヨナラちゃん - 続きがすっごく気になります！ (2018年10月16日 12時) (レス) id: d0f1b6040a (このIDを非表示/違反報告)
Ｖ - とてもキュンキュンしました！この小説大好きです！ (2018年3月27日 0時) (レス) id: 7bf3b435d4 (このIDを非表示/違反報告)
紫音(プロフ) - 更新たのしみにしてますね！ (2017年12月3日 20時) (レス) id: b88bd76db6 (このIDを非表示/違反報告)
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