白い犬を拾いました【五条悟】

住処 ページ8

悟が落ち着けるようにクッションを買ったのだが、そのクッションが凄く気に入ったのか、ずっと上でぴょんぴょん跳ねている。

腰痛めそうな跳ね方してるけど大丈夫かな…

すると急に悟が立った。
立った！？

『え、悟立てるの？』


うん、と言うように立ちながら片腕を上げてオー！というポーズをした。
すかさず私は写真を撮った。

すると写真が見たいのか見せて〜とこちらによちよちと歩いてきた。
写真を見せると大きく尻尾を振って私の目の前でクルクルと回り始めた。


写りが良くて嬉しかったのかな？


そんな悟を横目で見ながら私はすることもないしなーとゲームを取り出した。

悟はゲーム機を見たことないのか、何それというように私の膝の上に乗ってきた。


『悟、ゲーム気になるの？』

そういうと悟はゲーム機に手をついてコントローラーを触り始めた。因みにS○itchだ。


悟もゲームしたいのかなと思い、起動する。
そういえば、猫でも遊べるゲームみたいなのもあったな。それなら悟でも遊べるかな。


そう思ってお絵描きアプリを開いた。

悟が描きやすいように地面にゲーム機を置くと、悟は早速何やら描き始めた。

女の子を描いてるみたい。そして描き終わると右上に名前と書いた。

そして悟は私の方を見ながら名前と書いたところをタシタシと叩いている。


あれ、そういえば私名前教えてなくない？


『ごめんね悟、名前教えてなかったね。益田A。Aって書いてくれたら大丈夫だよ。』


すると悟の口元がキュッとあがり、画面にA♡と書いた。
それを私に渡すように手で押してくる。

いや、まって
♡ってなに。そんなに私のこと好きなの？


『これ私だよね。悟、ありがとう。』

そういうと悟は尻尾を振ってワンッと一鳴きした。






こんなに幸せなことがあって良いんでしょうか神様

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