白い犬を拾いました【五条悟】

サングラス ページ12

帰ってから、悟のご飯を用意していざ召し上がれとパッと悟の方を見ると、悟がどこから出してきたのか、悟にちょうど合うサイズの丸いサングラスをつけていた。


『え、そのサングラスどこから出したの…？』

びっくりして悟に聞くと、首を傾げられた。
かわいいからオールOK。


にしてもそんなにサングラスが似合う犬初めて見たよ…


『悟、サングラス似合うね。写真撮っていい？』


そう聞くと悟は立ちながら両手でOKサインを出した。
手が短いからか、顔の上に届かず、胸元で手を合わせるだけになってるが、それがさらに可愛い。

スマホで連写をしたかったが、悟を驚かせてもいけないので、一枚だけパシャっと撮る。


すぐにホーム画面にした。


『悟、ご飯食べよう。』

ご飯まだ食べてないもんね、お腹すいたでしょといいながら悟にご飯をやると、クルクル回ってピシッとお座りした。

食べていいよ、というとムシャムシャと食べ始めた。


そうだ、明日は休日で、タルト屋さんに行くことを言わなきゃ。


『悟、明日ね、私会社休みなの。それでね、良ければ一緒にタルト屋さんに行かない？ペットも食べれるタルトもあって、悟も気にいると思うの。どうかな』

そういうと、悟は大きく頷き、口いっぱいに詰めたご飯の咀嚼を再開した。


よかった断られなくて。
悟は本当に賢いな。


あれ？悟もしかして、ただの犬じゃ無い…？
今更だけどお風呂の事件も普通の犬じゃできないし、普通サングラス付けないよね？

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