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貴「大丈夫？」
小さく頷く宮間さん。
先生のいない保健室は静かで、いつもうるさい大ちゃん達も今は大人しい。
紫耀は教室に、私の代えの体操服を取りに行ってくれている。
貴「はい、タオル。」
そう言って手渡したタオル。
大「いつから？」
宮「へ…？」
大「いつからあんなんされてん？今日が初めて？」
いつもと様子の違う大ちゃん。
なんだか、ちょっと怖い。
宮「う、ううん。…1年の最後くらい。」
大「ふざけてるわ、あいつら。」
柊「落ち着けや、大吾。」
柊真が、大ちゃんの肩に手を置いてなだめる。
ガラッとドアが開いて、手に体操服を持つ紫耀が現れた。
紫「はい、A。」
貴「ありがとう。」
柊「ほんなら、俺らはリレーの練習でもしてくるわ！！
行くで、大吾、紫耀！」
私が紫耀から着替えを受け取ったのを確認した柊真は、機嫌の悪い大ちゃんと紫耀を背中を押して保健室から出した。
貴「ありがとう。」
柊「おう！！」
閉まったドアを数秒見つめると、後ろで宮間さんのクシャミが聞こえた。
貴「あ、とりあえず着替えよ！！」
着替えを手渡してカーテンを閉めた。
数分して開かれたカーテンの音に、探し出したドライヤーを手に宮間さんに近づく。
貴「はい、座って！」
宮「はい…」
ブォーッと、温かい風を宮間さんの髪に当てる。
乾かしきると、ドライヤーを元の場所に戻し、遠慮がちに声をかける。
貴「行こっか？…二人三脚の練習！」
宮「あ…ごめんなさい！！
すっかり忘れてた…ほんまごめんなさい！！」
貴「ははっ、いいよ。気にしないで。
まだまだ時間はあるよ！」
保健室を出て廊下を歩く。
宮「杉浦…さん…」
貴「Aでいいよ！！」
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蒼空 - みーたんさん» お返事遅れました。もう一度書きます。ですがパスワードを忘れてしまいましたので、こちらにどうぞ！http://uranai.nosv.org/personal.php?t=Mmoe1218 (2015年7月17日 2時) (
レス) id: 185b47d7b8 (このIDを非表示/違反報告)
みーたん(プロフ) - これで終りですか？この小説好きです!!更新してください!!!! (2015年2月1日 0時) (レス) id: 80f91a3ed7 (このIDを非表示/違反報告)
ごしごし(プロフ) - 蒼空さん» いえいえ！ゆっくりで大丈夫だよ！楽しみにしてまーす(*´∇｀*) (2014年9月26日 0時) (レス) id: c915cbe3ac (このIDを非表示/違反報告)
蒼空(プロフ) - ごしごしさん» サボっててごめんなさい！！！落ち着いたらちゃんと更新します！！！ (2014年9月24日 17時) (レス) id: d644931272 (このIDを非表示/違反報告)
ごしごし(プロフ) - 久しぶり！覚えてるかな？（笑）久々に占ツクきたけど、やっぱこの作品おもしろい！柊真とやっとくっついて安心（笑）更新楽しみにしてます〜(*^^*) (2014年9月23日 15時) (レス) id: c915cbe3ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼空 | 作成日時：2014年3月4日 23時
