Episode.1 ページ2
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私の一日はこうしないと始まらない。
出勤前、必ず1時間Fischer'sの動画を見る。
大好きなシルクさんを拝んだ後、マッハで支度をしてゆとりを持って家を出る。
そして、 家から歩いて５分くらいの公園。
暖かいココアを飲みながら、ランニングするシルクさんを眺める。
「…って、またお前」
「シルクさんおはようです！」
「呑気に言ってる場合かコンニャロー」
頬を思いっきり抓られるが、これも愛情の裏返しということにしておこう。
シルクさんは私に会うのがイヤイヤ言いながらも、絶対にランニングのコースを変えたりしない。
俺絶対ここって決めてるとかどうとか言ってたけど、絶対私に会いたいに決まってる(都合のいい思考回路。)
「てか、ウザいっつってんじゃん
話しかけんのやめてくれる」
「今日話しかけてきたのはシルクさんの方ですけどね♡」
「__いつも大半お前だろーがっ！」
そんな強気のあなたも、
私には愛しくて愛しくて仕方ない。
いつになったらこの本気度が伝わるんだろう。
そんな日を夢見て、私は頑張ってます！
「今日も話せて幸せでした！
それで提案なんですけど、良かったら私と付「ヤダ。無理。ザケンナ。シネ。」
やっぱり私は、こういう素直なシルクさんが好きなんだと思う。
動画で見るシルクさんももちろんかっこいいけど、私は断然言いたいことを言ってくれるこっちのシルクさん派。
(ドMなわけではないんだけど)
「じゃ、2時間でも良いんでデー「殴るぞ？」
シルクさんの拳が顔に当たる数センチ前で止まってる。
うおお、凄い、これが生のシルクさんのグーだ…手綺麗すぎやしないか？
と思わず凝視してまたもやシルクさんに頬を抓られたんだけども。
「…忘れんなよ。
あくまでも俺はYouTuberでお前は視聴者。」
''お前だけ特別扱いするわけにはいかないの''
…そんなこと、知ってますよシルクさん。
デートも、お付き合いも、しなくていい。
だから____
ただ気持ちを伝えるだけじゃダメなんですか。
好きでいちゃダメなんですか。
「…私、絶対諦めませんから！」
いつか本当の恋だと気付いてもらえるまで。
私は、''リスナー'' としてシルクさんが好きなんじゃない。
___Fischer'sもリスナーも関係ない、
普通の一人の男性に、普通の一人の女として。
あなたに恋をしてるんです、シルクさん。
「____…ほんっと、しつこい奴。」
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バニレ - すごく面白かったです！更新待ってます！ (2019年8月27日 22時) (
レス) id: f80ec30866 (このIDを非表示/違反報告)
真依(プロフ) - 続きめっちゃ気になります！暫く更新出来てないみたいですけど、いつまでも待ってるんで頑張って下さい！ (2017年7月19日 15時) (レス) id: a596f4f896 (このIDを非表示/違反報告)
凛斗(プロフ) - 続き気になってしかたがないんです！！忙しいかもしれませんが頑張ってください！ (2017年5月28日 18時) (レス) id: 81a18ee839 (このIDを非表示/違反報告)
はらぺこあおむし - この作品自分大好きです！！これからも頑張ってくださいね！ (2017年4月20日 18時) (レス) id: a20871a210 (このIDを非表示/違反報告)
あやー - 13話だ♪〜〜 楽しみです (2017年4月1日 13時) (レス) id: 1d1b73104d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：り る る | 作成日時：2017年2月11日 21時
