リアルはよりやばいって話 ページ3
『クプスヤ、ずっと言いたかったことがあるんだけど』
真剣な面持ちで私が話を持ちかけるここは宿舎のリビング。
予定より早く退勤出来たので、シャワーを浴びてご飯を済ませ、ちょっと飲もうとなったのが2時間前。
ミンギュとホシと、クプスと私。ミョンホはご飯だけ食べて先に部屋に戻っちゃった。
SC「なにA、そんな顔して...」
と、怪訝そうに返事をするスンチョルに、私のスマホの画面を見せる。
『この！Vライブだよ！！なにこの！！可愛さ120%の冒頭5分は？！』
そう、私が言いたかったのは、少し前に彼がひとりでVライブをしていた時の映像。
機械の不具合か何かで流したい音楽の音が出ず、近くにいたスタッフさんにやってもらった、というあれ。
SC「や〜仕方ないだろ〜スタッフさんが映り込まないようにしてたんだから」
『いやそれは分かってるのよ？私が言いたいのは、不意に大きめに音が出た時のスンチの表情！！』
『こんな可愛い顔見せられたクプスペンは瀕死だったんだよ？！！！』
MG「ヌナ酔ってる笑」
HS「そしてヒョンはなぜか楽しそう笑」
少しだけ酔いが回っているらしいスンチョルは、「じゃあ、」と少し楽しそうに私の隣に来ると、
あの映像でスマホを手で囲んだように手で半円をつくり、私のおでこにくっつけて、
SC「これでどう？」
と自分の顔をその手の縁につけ、私の顔を至近で覗き込むように近づく。
『........』
あまりにも突然推しの顔面が近付いてきたものだから、一瞬、思考が停止する私。
『....まっ、待って！むり！！！』
勢いよくスンチョルから離れると、驚きと照れで乱れた呼吸を必死に整える。
『じゃあ、って全然意味が分からないし、ほんとに瀕死だからやめて.....』
私の反応を見て、してやったりみたいに幸せそうに笑ってるスンチョルが、これまたかわいいので良いんだけど、
身が持たないので、強火ペンをもてあそばないでください。
終わり。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1210人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
めだまやき - 名無し54892号さん» スンチョルペンさんにそう言って頂けて嬉しいです(´;ω;`)♡今後も妄想を膨らませます…！笑 (2022年12月15日 19時) (
レス) id: c65e455507 (このIDを非表示/違反報告)
めだまやき - やーがさん» コメントとリクエスト、ありがとうございます♡弱ってるスンチョルをただいま考案中です(^^)助けに来るお話も考えてみます☺ありがとうございます！ (2022年12月15日 19時) (レス) id: c65e455507 (このIDを非表示/違反報告)
めだまやき - fuyu0526さん» コメントありがとうございます！２の「優しさに触れる日」が頂いたリクエストに近いかたちかなと思いますm(__)m♡ご覧頂けていると嬉しいです😊 (2022年12月15日 19時) (レス) id: c65e455507 (このIDを非表示/違反報告)
名無し54892号(プロフ) - ちょるペンの私にとって私得な最高すぎる至福すぎるお話です…ありがとうございます(〃▽〃)主人公ちゃんと同じように、ちょるか、かわいい…！！！って思いながら読ませて頂いてます(笑)もっともっと甘々なちょるさん見れると嬉しいです！今後も楽しみにしてます！！ (2022年12月13日 23時) (レス) @page18 id: 1445cdbb12 (このIDを非表示/違反報告)
やーが(プロフ) - 毎回素敵なお話をありがとうございます！定番ものですが、男の人たちに絡まれて怖い思いをした主人公を助けに来るスンチョルさんはどうでしょうか？あとfuyuさんとは逆で、弱ってるスンチョルさんも見てみたいです。寒くなってきているので、どうぞご自愛ください。 (2022年11月24日 20時) (レス) @page26 id: c7919a3dcc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：めだまやき | 作成日時：2022年11月2日 21時
