今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:524 hit
小｜中｜大
9. ページ9
気づけば俺が帰宅直行する時間であり、何時もならもう少し残りたいところではあるが
今日は早めの夜食が準備されており、運が重なった事に笑みがこぼれる。
定時退社とまではいかないが、いつもこれぐらいの時間帯には帰りたいと願う俺ではあるが、公務員なんざブラックが売りだとでも言った方がいいだろう。
国の為、だなんてもんは建て前に過ぎないがな。
虚空に話しかけているようで、少し虚しい気持ちになりながらも、いつものようにお先にと、挨拶を一言終わらせそそくさに駐車場へ向かう。
今の俺を誰かが見れば驚くだろうな。
夜が更け物騒さが増した駐車場へ向かう一人の成人男性が、スキップをしながら駆けてゆくところを。
生憎俺はそこまで考えが至らず、今なら何だって出来るだろうという謎の自信がわきあがってくるほどだ。仕事終わりだってのにな…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
koibumi(プロフ) - 思い受け取った(迫真) (2019年1月22日 15時) (
レス) id: e2b8ca76cf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：連れ | 作成日時：2019年1月9日 21時
