これはきっと恋じゃない【2】

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「おかえり」

「ただいまー、迎え、ありがとう〜」

「いーえ、結構飲んだ？」

「んー、そんなかな？え、お酒くさい？」


心配になり焦っていると運転しながら海斗くんが笑う

「いや大丈夫(笑)
…同期と研修だっけ？男もいたの？」

「いたよ…あ、やきもち？可愛い〜」

「可愛い言うな(笑)やっぱ迎えきて正解」

ミラー越しに目が合い微笑まれる

「今日スーツとか珍しいし、
俺いないとこでめっちゃ酔うとかなんか…嫌だし」


「…私も今日は会う予定じゃなかったのに
会えたから嬉しかった」


垣間見える嬉しい独占欲にお酒のせいか体温が上がる


「Aちゃんの家帰る？うちくる？」

「うわー迷う！
一応明日は研修の次の日で休暇になってるんだけど…
海斗くんの明日の予定に合わせるよ」

「なんと、明日俺もオフなんだな〜」

「ほんとに！？休みかぶるの久しぶりじゃない？
じゃあ泊まる〜やった〜」

テンションが上がったあと一気に眠くなってきて

いつのまにか
海斗くんの運転する車の中で眠りについていた

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