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宮近side
海人に呼ばれて席を立とうとすると
海人と店員さんがこちらに歩いてくる
「…彼女、とかかな」
元太がぽつりと呟く
それを見て松倉が俺の顔色を伺ってきた
「…だとしたらそれはそれでいいんじゃない」
ちゃんと話す前に失恋するわけだけど。
どうしよう、どんな顔したらいい?
そう考えるうちにどんどん近づいてきて。
「ちゃか行きつけの店員さん、
俺のいとこなの。Aっていいます」
「え、いとこ?」
「いとこのA Aです。
いつも、うみくんがお世話になってます」
まさかの告白に俺はもちろん、
松松もぽかんとしている
「だからその…宮近さん、のこと知ってて。
声かけたら落ち着かないかなと思って迷ってました
すみません…」
なるほど。あの視線はそういうことだったのか
全ての点と点がつながって納得する
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作者名:ぷらむ | 作成日時:2020年11月24日 14時