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宮近side


「あの子?ね、ちゃか、あのお団子の
てかパンめっちゃうま!」


興奮気味に元太が小声で畳み掛ける

「元太うるせえ(笑)そうだよ、あの子」

「でもほんとに俺らのこと気付いてるかな?
さすがに3人いたら声かけそうなのに」


松倉の言うことも一理あるなと思いながら

視線を彼女に向ける

彼女もたまたまこちらを見ていたのか

少し遠くて分からないけど

目があった気がして急いで逸らす


すぐに自動ドアが開きお客さんが入ってくる


「…え。」

入ってきたお客さんを確認し思わず声を出した


「海人がなんでここに…?」

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作品ジャンル:恋愛
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作者名:ぷらむ | 作成日時:2020年11月24日 14時

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