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「別に気を遣ってなんかないよ。
でも、私は運がいいだけで、勘違いしないために
一線はちゃんと引くつもり。今からお邪魔するのに
説得力ないと思うけど…とにかく!
何か気持ちを抱くとかはダメだと思ってる」
正直、ここ最近一気に距離が縮まったのかな、と
思うことはあったけれど
それと同じくらいコンビニや本屋さん、テレビで
目にする機会も増えてきていて。
その度に改めて自分とは遠い存在だと思い知る
一気に話す私の言葉にうみくんは静かに耳を傾ける
「…そっか。
Aがそれでいいならいいんじゃない」
「…やっぱり、私帰る」
「え、なんで」
「おうちとか、行っちゃダメだよ
連絡先も…私の中ではダメなことだった」
「…俺は止めないよ、特には」
「うみくんはいつも優しい、ありがとう」
結局、最寄りの駅で降り
うみくんにそのまま家の場所を転送して家に帰った
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作者名:ぷらむ | 作成日時:2020年11月24日 14時