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現実だったのか夢だったのかもわからなかったような日からもうすぐ半年がたつ。
季節はすっかり冬になっていた。
彼を探すために通っていたあの場所は今では私のお気に入りの隠れ家の1つだ。
「あ、松倉さん!これ企画書です。目通しておいてもらってもいいですか」
松「おお了解。お疲れ様」
と優しく声を掛けてくれるのは
最近私たちの部門に新しく配属された部長の松倉さん。
私より1つ年上なのに、何だか放っておけないような危なっかしさもあって、今やこの部署のマスコットキャラクターだ。
松「そうだ、Aさん今日空いてる?ちょっと話したいことあって」
「今日ですか?空いてますけど、」
松「ほんと!じゃあ仕事終わったら待ってて」
「はい、」
何か怒られるようなことでもしたかと少しどきどきしながら定時が来るのを待った。
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作者名:もふ子 | 作成日時:2020年11月6日 1時